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相談支援事業所とは?|障害のある本人家族の相談にのってくれます

現役就労移行支援員のよしころろです。事業所や公式のサイトではお伝えできない本音やぶっちゃけた話等知らないと損する情報をブログで発信しています。

こちらの記事では相談支援事業所について、就労移行支援事業所で現役で働く私の視点でお伝えしていきます。

相談支援事業所とは無料で障害のある本人や家族からの相談にのってくれるところです。

悩んでいることや困っていること将来の不安などの話を聞いてくれて必要に応じて助言や今使える福祉サービスを紹介してもらえます。

具体的にどんなことを相談できるのか?また福祉サービスにはどんなものがあるのかについて説明をします。

よしこ
よしこ
残念ながら言ったらすぐに悩みがすぐに解決するってわけでもないよ!だけど相談できる先があることで安心できるかも!

相談支援事業所とはどうつかえるのか?

相談支援事業所とはどんなことを相談したらいいの?

悩んでいるけれども相談するほどのことなのか?と悩んでいる方も多いかもしれません。

障害のある方、障害のある家族から具体的にどんなことが相談されているか、具体例をお伝えします。

・今家族と暮らしているものの1人暮らしがしたい

・1人で暮らしていると不安になり死にたい気持ちになってしまう

・病院を退院・施設を退所したが今後どう生活していけばいいか悩んでいる

・お金の管理ができずに困っている

・母と一緒に暮らしているが母がいなくなったら生活できなくなる

・障害のある家族のサポートをしているが経済的に体力的に難しい

・障害があり誰とも関わりがなく辛い。なにか人とつながる方法はあるか?

・通院はしているもののどうしても体調が整わずに生活に困っている

・障害の影響で家事が上手くいかずに仕事にまで影響しだした

・親がストレスで症状が悪化するが家事は1人でできないどうしたらいいか

・1人で外出するのに不安があるが1人で外出できるようになりたい

・お金を全部使ってしまった。明日食べるものがない

・親から(子供から)虐待を受けていてどうしたらいかわからない

ひとりひとり障害の状態や家族の構成や住んでいる地域が違うためいろいろな悩みや不安があります。

同じように困っている人と出会うことが難しいため相談しにくく1人で解決するのには客観的に判断ができないこともあり非常に困難です。

「こんなことできたらいいな・・」という想いがあるなら一度相談してみることをおすすめします。

ただ、相談支援事業所が全て助けてくれるわけではありません。相談支援事業所は必要なサービスを情報提供や契約のサポートをする紹介所のようなところです。

まずは少し話をするだけでも気持ちが楽になったり、新しい考え方や知らないサービスを知るきっかけにつながるかもしれません。

よしこ
よしこ
相談支援事業所はあなたが希望する暮らしについて一緒に考えて、どんな福祉サービスうかの計画を作成してくれますよ

福祉サービスにはどんなものがあるの?

相談支援事業所に相談することで福祉サービスを使うための計画を作ってくれるのですが実際に使える福祉サービスにはどんなものがあるのかを説明します。

福祉サービスは全部無料ではありません。(生活保護の場合はお金がかからない場合が多々あります)また、地域によってそのサービスがない場合や必要性がないと判断されて利用できない場合もあるのでご理解ください!

よしこ
よしこ
だからこそまずは相談支援事業所に相談してみましょう!

居宅介護

排せつ及び食事等の介護。それだけではなく調理、掃除や洗濯などの家事などの生活等に関する悩みに相談にのってくれたり助言をしてくれます。

就労移行支援事業所を利用しながら利用している方いますよ!

よしこ
よしこ
どうしても家事に時間がかかってしまい仕事に影響及ぼす、障害の影響で家事ができないときは使えるかも!

行動援護(≒移動支援)

社会参加として行動をする際に危険を回避できない可能性がある知的障害の方や精神障害の方等を対象に、ともに移動して危険を防ぐようなサポート、それだけでなく必要に応じて介護、排せつ、食事等のサポートも行います。

よしこ
よしこ
親御さんが障害のあるお子さんの外出支援として利用することも多くあります。お母さんが常に一緒にいるとお母さん側も疲れちゃいますからね!

同行援護

視覚障がいにより移動が難しい方に対して、外出時の移動のサポートをするサービスです。必要に応じて代読や代筆、排せつや食事等の介助を行います。

よしこ
よしこ
ただ、ついていき隣を歩くだけなのがサポートする側の役割ではありません。視覚障害の方が対象です。

共同生活援助

さまざまな障害をお持ちの方が、サポートを得ながら共同生活をする移住の場所です。日中は何かしら活動されている方が多いこともあり、主に夜間から朝にかけてのサポートになります。

ただ共同生活をするだけではなく、共同で生活をするなかで孤立の防止や症状の安定が期待されています。

よしこ
よしこ
親御さんが亡くなって自分で生活が難しい方等が利用されていることが多いです。世話人がいるのでできることは自分でしますがごはんは作ってもらえることが多いです。

就労移行支援事業所

一般就労に向けて様々な訓練を行い、就職後も一定期間サポートが得られるサービスです。詳しくは別記事でご参照ください!

よしこ
よしこ
働きたいけど自信がない場合はおすすめ!2年間という期間しか使えないので、今使うべきかはよく考えましょう

就労継続支援A型・B型

一般就労ではなく、福祉的なサポートを得ながら給料をもらえる働く施設です。

A型の場合は雇用契約を結んで毎日9時から15時までがっつり働きます。困ったときはすぐ相談できるように働く場所には相談できる方がいます。最低賃金で働くところが多いです。

またB型の場合は福祉的な居場所という意味合いが強く、勤怠が安定していない人も働くことができるためA型と同じ時間帯働いたとしても月にもらえる給料は1万円ない事業所が多いです。

よしこ
よしこ
A型でがっつり働いている場合は問題なく一般就労できる場合が多いです。就労移行支援事業所の利用し就職活動をすることをおすすめします。

地域活動センター

障害のある方を対象に釣りやカラオケ、モノづくりなどの創作的活動や生産活動の機会を提供し社会との交流や仲間作りの場を提供し社会参加を促します。

どうしても障害を持つと社会との接点がなくなりがちなので、楽しみを提供するような場所です。

就労移行支援事業所を利用して就職したものの、仕事以外居場所がないという場合はこちらを私は紹介することが多いです。

よしこ
よしこ
どうしても障害を持っている方は孤立しがちです。コミュニティに所属することで生活にメリハリがでます!相談支援事業所の方に近くにあるかぜひ聞いてみましょう!

金銭管理サポート事業

地域によって事業名はさまざまですが、障害の影響で判断することが難しく通帳の管理や家賃や公共料金の支払いができない場合にかわってお金の管理をする事業です。

就労移行支援事業所の方でお金の管理ができないときにつなげることがありますよ!

よしこ
よしこ
いつまでも親が金銭管理をする必要もありません!親なきあとも安心!

あとがき

福祉サービスは本当にいろいろありますし、相談支援事業所に限らず地域によってサービスに違いがあります。

どんなサービスが自分にとって必要かはひとりで考えるのは大変です。

だからこそ障害のあるかたや家族で困ったことや不安がある方は相談支援事業所に一度相談してみましょう!

相談支援事業所はいろいろなサービスのコーディネーター役です。

よしこ
よしこ
地域によって、相談支援事業所に相談するまでに時間がかかる場合があります。緊急の相談は行政の「障害福祉課」に言ったほうが早いかも!
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