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【最新保存版】障害者雇用で書類選考通らない理由はこれ|事例付き、書類のポイントチェックリスト

現役就労移行支援員のよしころろです。事業所や公式のサイトではお伝えできない本音やぶっちゃけた話等知らないと損する情報をブログで発信しています。

こちらの記事では障害者雇用として働いている方はどんどん増えているものの、なかなか応募しても書類で不採用で書類通過しない方向けによくある書類で落ちる原因をまとめました。

よしこ
よしこ
書類を手元に用意してチェックしてみましょう!書類選考が通らない理由が判明するかも

書類選考通らないポイント

応募したい求人があったらまず書類選考になることが多いです。いくらスキルがあっても書類選考を通過しないと会ってさえもらえません。

応募書類を作る目的は面接で自分をアピールするためです。面接に行けば採用される確率はぐっとあがります。

不採用につながるポイントをまとめてみました。

よしこ
よしこ
会いたいと思わせる書類づくりが大切だな

障害のことが詳しく書いてない

一般的な履歴書には障害を説明する欄がありません。書類選考が通らないときは障害のことをあまり書いていないことが多いです。

よって、障害のことを「本人希望欄」等に工夫して障害の説明文をどこかに記入する必要があります。

どこに書くか悩むというかたは、障害記入欄があるフォーマットを2つ見つけました。このフォーマットがあれば書類を増やさなくても大丈夫ですね!

障害を持っている方はたくさんいますが、症状はひとそれぞれです。

どういった障害なのか?どんな症状がでるのか、合理的配慮として企業に求めることはあるのか?を書きます。

自分の障害のことを詳しく企業に伝えて安心してもらいましょう。

よしこ
よしこ
どんな障害か分からないと人事は会うのを恐れてしまい不採用と判断するかも

障害の状況、症状がどのようなものなのかイメージができない場合は企業は悪いイメージをすることが多く不採用にすることが多いです。

発達障害の場合

発達障害と〇年に診断され、マルチタスクが苦手ですが一つずつ指示をいただくことで問題なく仕事をすることが可能です。過去のお仕事でも黙々と作業ができると評価頂きました。主治医からもコツコツ取り組む仕事なら適性があると助言頂いています。

うつ病の場合

うつ病と〇年に診断され、服薬とリワークを利用して3年療養し問題なく仕事が出来ると主治医から助言頂いています。人間関係でストレスが溜まりやすいので、コツコツ一人で取り組める業務からスタートさせて頂き適時相談する機会をいただければ幸いです。しんどさを感じたら頓服を飲むことで1年間は問題なく作業ができています。

障害者雇用でも「この人なら仕事できそう!もっと会って詳しく話を聞いてみたい」そう思わせる安心させることができる障害説明を心がけましょう。

働くときに相手に知ってほしいことを最低限に自己対策ができていることも併せて書きましょう!

企業が心配されるのはどこらへんなのか分かりずらいと思うので、書類選考が通過しないときは就労パスポートを事前に書いてみることをお勧めします。

よしこ
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障害者雇用だからこそ障害について安心できる形で書かないと書類選考で通りません。

障害を詳しく説明しすぎる

障害者雇用で書類通過しない時には、逆に詳しく書きすぎてしまっているのもNGです。

「私はうつ病です。一般的にうつ病とは興味または喜びの喪失をする症状が多く、意欲の低下がおこり症状がでると何もできなくなってしまうことがあります。服薬しているのはNaSSAです。毎晩2錠飲んでおりますが、効果がない場合は主治医と相談してSSRIに変える場合があり、そうなると頭痛がおきます。仕事中もしんどくなることが多いです。頭がぼーっとして入力スピードが遅くなり集中力続かないような症状です。主治医からはSSRIの副作用としては仕方ないのではないかと言われていますが・・・」

企業側はあなたのことは知りたいですが、障害のことや薬のことを詳しく知りたいわけではなく、障害が仕事どのくらい影響するのか(仕事に影響がある範囲の障害)を知りたいのです。

また、薬の話などの話は専門用語になり伝わりません。そして「何もできなくなってしまいます」と記載してしまうと仕事ができない印象になり不採用につながります。

どうしても不安になるので障害のことを全て伝えたくなる気持ちはわかります。

自分が伝えたい障害のことをすべて伝えるではなく相手が知りたい仕事に影響してしまう症状に関してのみ伝えましょう。伝えるときは仕事ができる印象を意識しましょう。

よしこ
よしこ
障害者雇用で会社が知りたいのは働けるかどうかです。いろいろ詳しく書いていると書類選考で通らない。書状は軽く仕事はできるってイメージで会おうと思ってもらいましょう!!

自分で症状をコントロールできると思われるか?

書類には必ず症状がどんなときにでるのかとその自分なりの対策を書きましょう。障害があるからこそ、症状が出るのは問題ありません。

症状がでてもよいですが、自分なりの対策や症状を抑えるための方法が理解できており、症状の影響で仕事ができない日々が続くようなことにならなければよいのです。

症状がでて仕事ができなくなっても、自分でコントロール(調子が悪くなってきたので残業を1週間ほど避けたい&3日間休みたいなど)して周りの人にカバーをしてもらえる体制が作れるのであれば会社は雇用したいです。

「人間関係がストレスでうつ状態になることがあります。症状がでそうだと把握することができるのでその場合は状況にあわせて負担がないような業務の進め方を相談させてください。症状としては落ち着いており、うつ状態になっても直近1年は3日間以上引きずることはありません。」

また、発達障害の方は、症状ではなく「どうしても苦手なこと」を書いて自分なりの対策があれば書きましょう。なければ苦手なことを避けてもらえるよう企業へお願いしたいと伝えておきましょう。

特性上、空気を読むことや暗黙なルールが苦手で臨機応変な業務には対応できず周りとうまく連携していくことに難しさを感じます。一方でマニュアルに沿った業務や繰り返し同じことを行うような業務だと正確に飽きずにコツコツと業務を行うことができます。

書類の書き方次第で、会ってみたいと思いませんか?

障害者雇用の場合は、できないことはあるけど自分でもできる範囲で対処できているから大丈夫と思わせる必要があります。書類にできない事ばかり書くのはNGです。

配慮があれば働ける!と思わせる書類を作るのです。

よしこ
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配慮が多いと障害者雇用では通らない。書き方のテクニック次第で会いたいと思わせる文章を作ることができます!

書類を見る限り何ができるかわからない

どうしても障害のことを書くとできないことばかり書いてしまいがちになります。

しかし、苦手なことがあるということはできる部分も必ずあります。なので障害として苦手なことや症状を伝えるときは、逆に得意なことも一緒に伝えるとよいです。

「突然仕事を依頼されるとパニックになって落ち着かなくなりますが、毎日コツコツと同じことの繰り返しの作業でも飽きません」

「手先を使う細かい作業が好きで、じっくり取り組むことができます。」

こんなことみんなできてあたりまえという思考は捨てましょう。自分にできることはどんどん伝えましょう。

書類選考ではぜひ、過去にできたこと、できることを記載しましょう!

よしこ
よしこ
みんなできてあたりまえのことができる人がほしいのです。

他の応募者と比べて経験やスキルに差がある

今までのポイントをチェックしてもらって問題なさそうな場合は、あたりまえでのことなのですが、あなたの問題ではなく他の人と比較して不採用になっています。

よりマッチしている人材がいるそれだけです。

やっぱり企業側としても応募してきた中で1番安定している、よりスキルが高い人を選ぶのでより職歴がある人、より症状が小さい人が選ばれます。

条件が良い求人には応募者がたくさん集まるのでよりスキルが高い人が選ばれます。

たまにあるのが、職歴がない方が正社員に応募して不採用が続いている場合があります。

職歴がない場合はまずはパートアルバイトで経験を身に着けることが優先です。

経験をつけてからステップアップしていきましょう!

よしこ
よしこ
障害者雇用の正社員求人は本当に少ないです・・まずは経験をつんでから!

誤字脱字はもちろんNG

これは一般求人とも同じです。正確、丁寧に仕事ができないと思われますので書類の誤字脱字には注意をしましょう!

文字がどうしても汚くなってしまう人はパソコンで書類を作りましょう!

よしこ
よしこ
誤字脱字は熱意が伝わりません。

就労経験がない場合は受かりにくい

アルバイト等お仕事経験がない方が正社員の求人に応募する場合は受かりません。

やはりその理由はライバルが強敵すぎるからです。

職歴があり、過去お仕事で取り組んだ経験を書類に書いておくと通りやすいです。

また初めて仕事に就く場合は書類選考で通りにくいので就労移行支援事業所などの福祉サービスを使っての就労がおすすめです!

よしこ
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まずは働くってどんなことなのか知るところからはじめてもいいかも

書類選考通過しない理由は企業側の偏見もあるかも

なかなか障害者雇用として応募しても書類が通過しないとき、応募した会社の人事が知識不足とか差別がひどいなんてことも理由にあります。

例えば、障害者手帳2級だと働けないとか、精神障害は危険とか、身体障害しか雇いたくないとか今の時代でもまだそんな考えをもっている企業がいるのも事実です。

過去1度精神障害の方を雇って大変な目に合った企業とかはもう次に同じような障害名だと採用しにくくなっているとかもあります。

いっつも求人だしているけど採用する気がない企業なんてのもあります。

不採用の背景は本当にいろいろなので、不採用だからといって自分を責める必要はないのです。

よしこ
よしこ
やっぱり1人での就職活動はしんどいよ!ハローワークの専門援助窓口で定期的に相談するのはおすすめ!!

書類不採用にならないため他人の添削を!

書類ばかりで落ちてしまう人は、書類の添削をしてもらったことはありますか?

地方だと、まだ障害者雇用の求人の数が少なく特に精神障害をお持ちの方では採用が厳しい可能性があります。

ただ、書類の書き方次第で「会いたい」と思わせることは可能です。

会いたいと思わせる書類になっているか?これってなかなか自分で見直すのは人事でも経験してない限りは難しいものです。

なので、ハローワークの専門援助部門に行きましょう。ハローワークの障害者求人を取り扱っている専用の窓口です。

ハローワークの窓口の仕事は求人を紹介する、紹介状を発行することですが、何度も不採用になっていることを伝えると相談にのってもらえます。

窓口の方に書類を添削してもらいましょう。

よしこ
よしこ
使える社会資源は全部使いましょう!

 まとめ

障害者雇用に応募しているのに不採用が続く方は多くいらっしゃると思います。

一般求人と同様、3件応募して採用が決まるような時代ではありませんし事務職は特に人気。50代の男性が事務職に応募することはハードルが高かったりします。

ただ、可能性はゼロではありません。1人で就職活動をするととっても孤独で辛くなります。ハローワークを積極的に使いましょう!!

また国の制度として就労移行支援事業所や、就業・生活支援センターというとこを利用するのもありです。

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