社会福祉士の仕事をはじめて5年くらいたちましたよしころろです(@nya_i)
今社会福祉士の仕事をしていてとてもやりがいがあって楽しいと感じています。
私の今の仕事は、障害があるかたの就労支援と生活のサポートです。今の仕事をしててメリットがあるなと感じたことをお伝えしていきます。
一方で社会福祉士はよいことばっかりでもないので「社会福祉士の仕事で大変なこと 」の記事の中に辛いことを書いていますね。
社会の仕組みが学べる
いちばんのメリットは、日本の福祉サービスの仕組みを学べる事でしょう。
仕事をするなかで、20代~60代ぐらいの何かしら困っている人に出会います。
そんな方々にどこに困っているのかをきっちり確認して、本人の適切な福祉サービスにつなげたり、本人の話を聞いて解決までにはいかなくても少し状況がましにするのが私の仕事です。
日本には福祉のサービスが充実しています。
お金に困ったら生活保護や行政から低金利でお金の貸し出し可能
病気になったら病院や退院後はヘルパーさんを活用
DVの被害にあったら一時的に泊まれるところへ
お金が管理できなくなったら、後見人に管理してもらう
他にも地域によってはいろいろ!
普通に生きてたら、福祉のサービスに出会うことってあまりないかもしれません。
だからこそ、自分が障害をもったとき子供が障害をもったとき、借金をせおったとき、お金がなくなったとき、親が認知症になったとき、超絶不安になると思います。
もうやってけない。なかには「もう死ぬしかない」そういった気持ちになることもあるかもしれません。
でもそれは誰でもあることで社会として助けてくれる仕組みがあること知らないだけかもしれません。
例えばどんなふうに生活保護の仕組みがなりたっていたり、どこを相談したら受給を検討してくれるのか、生活保護もらってるけどそれでも食べるものがなくなったときどうしたらいいのか等それを知っているだけでも、ちょっと気持ちが楽になると思うんです。
またお仕事で関わっている方のなかでは、一時的に生活保護になったけどそこから仕事について生活保護を抜け出し社会で活躍してるかた、結婚した旦那さんからDVを受けたけどそこから一時保護施設で生活して幸せに今暮らしているかた等一時的にしんどい場面はありつつも今幸せそうに生きている方が多くいます。
何かあった時、どうにかして生きていける手段を知れるこの仕事はいちばんのメリットだと思っています。
自分も助かるし、身近な人が何か困った時にアドバイスをすることができます。
社会福祉士の経験からいろんな人にやさしくできる
社会福祉士の仕事をはじめて、いろんな方に出会ってきました。
空気が読めない人
なかなか物事が理解できない人
すぐ忘れちゃう人
感情のコントロールができずに怒る人
今までそういう人に出会ったら関わる中でストレスを感じていました。
ただ、それが病気や障害の影響なんだと知ったら、気にならなくなりました。
「だって、それが病気、障害だし仕方ないじゃん。」
この感覚ってすっごく楽です。この感覚になれることもこの仕事のメリットだと思います。
仕事上ではないプライベートでも、「ちょっと変だな~っ」て人がいたら、何かしら障害があるかもしれないという見立てをたてて関わ、どう関わったらうまくやりとりが進んでいくかなと考えるようになりました。
ある意味、相手の方には失礼だと思います。すみません・・
ただ、自分にも相手にもストレスがないのが1番ですよね。
この感覚が身に就くのは社会福祉士の仕事をしていたメリットだと感じています。
仕事を経験することでおごり高ぶらずに済む
とっても持論ですが、謙虚な姿勢でいれることもこの仕事のメリットだと思います。
仕事で上手くいって調子に乗ってる人いませんか?
福祉の場面ではそういうことになりにくい仕組みになってると思っています。
自分ひとりの力って本当に微力なんです。
福祉の場合は、1人で1人の支援って難しい。なぜなら自分ではこう関わったらうまくいくって思い込んでも上手くいかないことが多いです。
障害者福祉支援の場合は、ケア会議というのがあります。
関係者が集まって、支援の役割の確認、方向性を決めたり、よりよい支援について本人の希望にそって考えていきます。関係者で集まると、他にもできることよりよい支援について意見がたくさんでます。
「一人じゃ思いつけないことがたくさんある。だからこそチームで支援をします。」
ケア会議をするたびにいろんな人に出会っていろんな考え方や情報を知り「わたしもまだまだだな」とういった考えになることができます。
よりよい支援をしたい。だからこそ残業につながりプライベートが削られる仕事ではあります。
自分ひとりの行動で誰かを助けることができる
私のなにかしらの行動でだれかを誰かの人生をよい方向にかえていくことができます。これはとっても嬉しいしやりがいです。
自分の知識や自分の提案次第で目の前の人が笑顔にかわる。安心してもらえる。
「ありがとう」と感謝される。どんな仕事でも感謝されるとは思いますが目の前の人の人生を変えることができるという大きな影響力を与えるのは魅力です。
なので仕事をしていて楽しいというのはメリットでしょう。
ただ、それだけ影響力がある仕事なのでとっても神経質な仕事でもあります。
相手の空気を読む、本質を探る、支援のスキルアップはだからこそとっても大事。
これかも勉強していきます!
まとめ
どうでしょうか?社会福祉士のメリット伝わったでしょうか?
社会福祉士の魅力が伝われば嬉しいです!
最近はブログに力をいれています!(https://t.co/wrlSRl9yoq)
社会福祉士の技術なんて書きながら勉強している感じ。「みんながもっとよりよく生きるには?」って昔から思ってて社会福祉士の仕事ついてこれだって思った。ほんまぴったりで嬉しい(今更感)— よしころろ@アラサー社会福祉士 (@nya_i) 2018年9月6日
福祉の仕事、どこでも人材不足だったりするので是非お仕事してみてください。
営業職やSE、公務員から福祉の仕事してみたら、仕事の価値観はもちろん自分の生き方もがガラッと変わると思います。
メリットがたくさんある福祉のお話をしましょう!!