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福祉のあるべき姿!これからの福祉のあり方はこれだと信じている

福祉のあるべき姿はこれだ!

私自身、一般社会で働いたのち福祉の世界で長年働いてきました。

支援する側、支援される側という概念の福祉は今後なくなっていくのでは?と考えています。

「今の福祉のあり方よりも、もっとよりよいかかわり方があるのではないか?」

そう思っている人が増えてきたような気がします。(私の感覚ですが)

はっぴーの家ろっけん

社領エミさんのツイートを見て、介護施設で長く働いてきた私はおどろきました。

今まで働いてきた施設では、入り口で施設に入館する前に名前を書いて関係性を書いていろいろ書いてやっと入場。

そして、施設にいるのは介護員だけ。家族さんは土日にふらっとくるぐらい。

とーっても閉ざされた空間が介護施設でずっと嫌だなって思ってたんです。

毎晩パーティがしたい訳じゃないけれども、たくさんの人との交流があることは施設を利用している人にとってとても刺激的、楽しいのではないだろうかと思いました。

 

『うちは守られる施設ではない』というのは、入居者さんとそのご家族には全部説明していますね。怪我をするリスクがあることに、了承を得た人にだけ入って頂いてます。

何故かというと、僕が70歳になって施設に住まなければならなくなった時、絶対にその方がいいから。
転倒リスクを恐れて車椅子に座ることを促され、無理やりベッドに繋がれて守られる施設で10年生きるか、たとえ家族がいなくても、子ども達が遊び多世代が賑やかに出入りするリビングで自由に最期を過ごすか。僕は、圧倒的に後者がいい。
もしそれで怪我をしても僕は文句を言わないです、そのためにここがあるんですもん」

施設を運営する首藤さんのお言葉。

自分が住むならこんな施設がよいという施設を自分で作ってしまっている。すごい。

利用者さんに安全安心を提供するということは、ある程度自由が利かないということ。普通に暮らしてても怪我するのに、施設にはいったら超守られる。

怪我をしたら家族さんに報告し謝罪し事故報告をあげるのが通常。

介護職員は怪我をさせないように常に目を配って、リスクがあると思ったら制止させる。

でもそんな好きなこともさせてもらえないような施設て超つまんないって思っちゃう。

 

そもそも、コミュニティスペースを作りたかったという首藤さん。

やりたかったことを形にしている人たちはすごくかっこいい。

 

社会福祉法人佛子園西圓寺

株式会社Join for Kaigo代表の秋本可愛さんのツイートで知った施設。

石川県金沢市に、「日本版CCRC(※)の成功例」「多世代共生の街」として、注目をされる場所があります。
社会福祉法人佛子園が手掛ける「Share金沢」です。

「Share金沢」は、高齢者、大学生、障害のある人、が共に支え合って暮らすコミュニティ。街の中には温泉やレストラン、集会スペースなどがあり、地域の人たちが自然と集い、交流をしています。

高齢化が進み、地域のあり方が問い直されている中、介護・医療の領域のプレイヤーにも、地域に目を向け、よりよい地域社会をデザインしていく思考・視点が求められるようになってきています。

運営するサービスはいろいろです。バリエーションが魅力的!

就労継続支援B型 14名
生活介護 6名
高齢者デイサービス 10名
放課後等デイサービス(*1)
児童発達支援(*2)
(*1)・(*2) 併せて 10名
児童発達支援・放課後等デイサービス 10名

佛子園・理事長の雄谷氏のお話が以下になります。

西圓寺を利用されている方の中で、重度心身障害の男性と認知症のおばあちゃんがいました。

男性は重い障害で首も15度くらいしか動かせない。
私たちが一生懸命リハビリをしてもなかなかよくなっていきませんでした。
そんなある日、おばあちゃんがその男性にゼリーを食べさせようとしたんですね。
でも、手が震えて上手くできず、口には入らず落ちてしまう。

最初は、職員も止めようとしたが、その様子を見守るようにしたんです。

何度か挑戦を続け、1週間経つと口に入るようになり、2~3週間経つと上手にできるようになった。
彼も食べようと首を動かす努力をして、おばあちゃんも頑張ったんです。
2~3か月経つと、おばあちゃんの家族から、「深夜徘徊が減って感謝している」と感謝の言葉をもらいました。
おばあちゃんは、「自分がゼリーを挙げないと男性は死んでしまう」と思っていて、早起きをして西圓寺に来るようになり、結果として夜早く寝るようになり、深夜徘徊がなくなったということです。

男性もゼリーを食べる習慣が生まれたことで、首の可動域が広がっていきました。

これは私たちにとって、驚くべき出来事でした。

福祉のプロが一生懸命、首の可動域を広げようとリハビリをしたり、認知症の方の深夜徘徊を減らそうと努力をしてきましたけれども、それを飛び越えて二人が関わることで、二人とも元気になった。

地域の中で自分が必要とされているという感覚や、人と何気なく話していることとかが、どれだけ人を孤立から救うか。
これってすごいことだなと思ったんです。

「私たちは福祉のプロ、僕らに任せてください」と自信を持っていたけど、そうではないんだな、自分たちが全て行うのではなく、人と人とが交わり、関わりを持てる場を作っていくことを考えればよいのだと思うようになりました。

6年間経って、地域の方で西園寺に来る人・世帯の数は増えていきました。
もちろん全く来ない人もいます。
色んな人がいてよいし、来ない人がいても、もちろんよいと思っています。

 

まとめ

社会福祉士としていろいろ勉強はしてきましたが、福祉のプロって何か困っている人たちに対して支援を一方的にするではないと改めて気づきました。

福祉サービスが充実する前は、近くに住む人たちで支えあって助け合って生きてきたと思う。

インターネットが発展してすぐ情報が手に入り、どこでも人と繋がれるようになった今、福祉にかかわる人材が減り、地域で助け合えるリアルなつながりが再度求められているのではないかなと思いました。

私の強みって社交性と親密性なのでコミュニティづくりに生かされる自信がある!

今後模索していきます。

(その前に今の仕事を後輩に引き継げるよう超仕事する)