ちょっとずつ有名になってきた発達障害。栗原類さんが、テレビで発達障害があることを公表してニュースになりそこから知名度が広がった気がします。
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発達障害といっても症状はいろいろ!症状と診断されるにはについてまとめます。
Contents
発達障害とは?種類は3つ
大人の発達障害なんて言われることもありますが、突然発達障害にはなりません。
もともと産まれたときから障害傾向はあって大人になり自立するなかで困りごとが目立ってくるため「大人の」といった言葉がついています。
なので大人の発達障害なんて言葉はおかしくて、個人的には「大人になってわかったの発達障害」の略語だと勝手に思い込んでいます。
また、発達障害は今自閉症スペクトラムともいわれます。同意語です。
生まれつきの脳機能の発達のアンバランスさと、そだつ環境や人間関係とのミスマッチから社会生活をしていくなかで困難が生じる障害が発達障害です。
発達障害は「ADHD」「ASD」「LD」という3つの種類にわけることができます。
自分でもチェックしてみよう!

ASD!自閉症スペクトラム(アスペルガー障害)とは
アスペルガーと診断されている方を見るのが一番はやいと思いASDyoutuberさんをまとめていますのでこちらをどうぞ!

こちらにも傾向を簡単に説明していきますね。
相手の意図や空気を読むことが難しい
自分の話をする際、話をすることに集中するため相手が話したい雰囲気に気付けず一方的に話を続けてしまうなんてことがあります。
「忙しそうだな」や「疲れてそうだな」など相手の気持ちを察するのは難しいです。
よって、冗談やユーモアを理解するのが難しく必要以上に傷ついてしまったり、冗談を本気ととらえてしまうことがよくあります。
また、適切な声の大きさが難しかったり、必要以上に距離が近いなんてことも。
他人の様子を見て自分がどう行動するべきかを学ぶことが難しく、自覚なく失礼な行動をしてしまい理由が分からないけど怒られるなんてことが本人にとって多いです。
そうやって周りから怒られることで、鬱などになってしまう方も中にはいます。
臨機応変に対応するのが苦手
データ入力やライン作業など同じことの繰り返しは得意ですが、電話応対やお客様対応が苦手なことが多いです。
相手がどう反応するか分からないのでその場その場で最善の行動をと考えるのが大変と感じる人が多いようです。
ASDに限らずですが、複数同時進行が難しく電話をしながらメモをとることができないという方も多くいます。
雑談が苦手
話す必要があれば話しますが、目的がない話をする理由が分からないと雑談が苦手な方が多いです。雑談は緊張を和らげたり、人と人との距離を近づけたりする効果があると思うのですがそういったことに関心がないというのも理由なようです。
無表情で感情が表出しにくい、する必要もよく分からないという方もいます。
ADHD!注意欠陥・多動性障害とは
こちらも実際に当事者の話を聞くのがいちばん。ADHDyoutuberとしてまとめています。

簡単に傾向をまとめます。
約束や提出物を忘れる
お願いされたことを忘れて全然違うことをしてしまったり、間に合ってないと気づいてその場で猛スピードで何かに取り組んだりそういうタイプが多いです。
特性上、自分のコントロールできない範囲で頭の中がいつもざわざわいろんなことを考えちゃうので約束の話がどこかにいってしまうのです。
対策としてひたすらメモをとるということがあげられますが、何をメモしたらよいかわらかないとか、メモはするけど急いでノートに適当に書くからメモしたことを忘れたとか対策を身に着けるのが大変な方も多いです。
整理整頓が苦手でカバンの中がぐちゃぐちゃだったりします。
同じことの繰り返しが苦手
先ほど紹介したASDの方々は同じことの繰り返しが得意な傾向があるのですが、ADHDは真逆で、どうしても同じことの繰り返しがしんどいです。
なぜなら頭の中で勝手にいろんな考えがどんどん浮かぶから、集中力が続かないのです。
逆にとらえると、とっても発想力が豊かでアイディアが出まくるという傾向があるのでYoutuberにADHDが多いのは納得できます。
思い立ったら即行動
じっとしていることが苦手で頭の中がばたばたしていることもあり、常に動き回っているような方が多いです。衝動性があるので思ったことを何も考えずすぐ口に出してしまい怒られたりすることも。
注意深く何かをすることが苦手なので、うっかりミスも多いです。
次から次へと行動を起こしてしまうだからこそ、整理整頓とかじっくり考えるとか苦手なのです。
興味関心があることであれば周りがひくぐらい取り組める
マイクロオフィス創業者のビルゲイツさんもADHDのうわさがあり、何時間でもプログラミングをしてて周りが引くぐらいだったとか。
何かにはまると没頭してしまうのもADHDの傾向でしょう。寝たり、トイレに行くのも忘れるくらい集中ができます。
それは過集中といって、あとから疲れがくる場合がほぼなのでよいこととはいえないのですが、たまにありえない集中力を発揮するという面白い傾向があります。
学習障害(LD)とは
読み書きに時間がかかり疲れてしまう
知的(IQ)には問題なくコミュニケーションも円滑なのに脳の影響で読み書きができないことはないけど疲れてしまい頭痛が起こったりします。
本当にこれは当事者じゃないと分からない辛さだと思います。
毎回漢字を間違えちゃうとか、大人なのに漢字が読めないとか読むのにすごく時間がかかるとかそういうことがあります。
読み書きは苦手なので何かを学ぶときは書くではなく聞いて勉強します。
お金の計算や金銭管理が苦手
一桁の計算も指を使わないと自信がないとか、数字の概念が難しい傾向があります。
途中でよくわからなくなってしまい計算を諦めることもしばしば。
発達障害の種類は多く該当者は意外と多い
物忘れや、空気が読めないなんて項目で、「自分もそゆとこある」って思いませんでしたか?また、周りの人で項目にあてはまる人はいませんでしたか?
発達障害の方はまだ診断されていない人もたくさんいると思われるためどのくらいいるかは分かりませんが、4人に1人以上は発達障害!?という記事もあります。
種類は3つ症状が幅広いため該当者はたくさんおり、発達障害という言葉が有名になったこともあり診断を受け発達障害の人は増えています。
もし発達障害だったといても、身近な人が障害を理解してくれたり、苦手な仕事を避けて自分なりの対策を身に着けることで生活していくことはできます。
どの環境で生きていくかそれが本当に重要です。発達障害と診断されても特に不安なく生きていける人がいる一方で、周りに理解されず自分でも障害がわからず一人苦しんでいる人もいます。
しんどい状態が続くと、うつ病やパニック障害など別の障害が新しく発症してしまいます。
もし自分や身近な人そういう場合は、相談窓口の情報 – 発達障害情報・支援センターに相談してみましょう!www.rehab.go.jp
たとえ障害と診断されたりあてはまったとしても活躍している有名人も多く恥ずかしくないものです。発達障害でも、社会生活に支障がない場合は障害ではありません。
発達障害と診断してもらうには
「発達障害かもしれない」と生きていくのにしんどい環境下にいる方は診断を受けましょう。診断を受けることで適切な治療や療育、福祉サービスが受けられます。
診断を受けても自分が周りに伝えなければその診断されたことはばれません大丈夫です。
障害者手帳をとることで、さらに手厚い福祉サービスが受けれます。

しんどい思いをしている人は病院に行きましょう!精神科やメンタルクリニックと書いてある病院がよいですね。
クチコミをチェックしてから病院に行くことではずれ医師に出会わずにすみます。
病院に抵抗がある方はまず、先ほど紹介した発達支援センターでも、定期的に施設に先生がきて診断をしてくれる場合があります。
自分の人生は自分で選べます。まずは電話だけでも!!
でももし障害かもしれない、仕事が続かない、人間関係が続かない場合は配慮をもらって働こう!
有名人の発達障害公開も増えてきましたよ!一人じゃない!
