どうしてもイライラしてしまう、イライラしやすい。そんな人はいませんか?
すぐに怒ってしまうと職場で周りから嫌な顔をされたりうまくいかない可能性が高いです。
仕事を長く続けるためにも怒りをコントロールできるようになりましょう
Contents
怒りのコントロールをするために知っておくとよいこと
先輩が研修に行って勉強したことを教えてもらったので、まとめたものを伝えます!
怒りの感情はゼロにする必要はない
怒りは人間にとって自然な感情のひとつです。
怒りの感情はない人はいないし、なくすことも不可能なのです。
そもそも、怒りは身を守るための防衛感情です。私たちがまだ狩りをしていたころ、アドレナリンを出して相手と戦うためにも怒りの感情が必要でした。
なので怒ってもよいのです。怒る必要があることは上手に怒り、怒る必要のないことは怒らないようになりましょう。
怒ったことを後悔するようであればそれは怒る必要のない怒りなのです。
怒りは二次感情である
実は、怒りの感情は1次感情ではなく二次感情と言われています。
ネガティブな感情がおさえきれなくて怒りの感情にかわるのです。
例えば、「不安」「後悔」「罪悪感」「心配」「虚しい」「寂しい」「苦しい」
こんな感情がおさえきれなくなって次の感情として怒りの感情がでてきてしまうのです。
私たちを怒らせる原因は自分自身だった
怒るのは誰かのせいだと思ってませんか?実はそうじゃありませんでした。
私たちを怒らせるのは理想と現実のギャップです。
「仕事はこうするべきなのに」「ルールではこうなっているのに」「これだけやったのに」
「こうあるべきだ」と考えている自分自身が私たちを怒らせます。
でもただ、あなたが悪いというわけではなくイライラする対象を変えるのは大変なので自分自身が変わる方が圧倒的に楽なのです。
実は、出来事は事実でしかありませんが、自分がどう認知するかによって物事の捉え方はかわります。

この記事にある知識は誰にでも知っておくとよいかも!
後悔する怒りを止めるための対策とは
怒りはしかたないんですが、その対策を今からお伝えしていきます。
6秒一点を見つめて何かをひたすら思い浮かべよう
怒りの感情は6秒でどうにかなるといわれています。(効果ないときももちろんある)
イライラした瞬間に6秒全然違うことを考えたりしてみましょう。
ついつい条件反射のように暴言をはいてしまうことがありますが、それが一番だめです。後悔する怒りにつながる可能性が高いのです。
落ち着く言葉をとらえる
これも先ほどの内容と似ています。イライラしたら落ち着く言葉をなんでもよいので捉えましょう。
「なんとかなる!」「ピンチはチャンス」「ネタになる!」なんでもOKです。
人間は1日6万回自分自身と会話をしているそうなのですが9割はネガティブな言葉らしい。だからこそ前向きな言葉を捉えて!
怒りを点数化する
これ私も試したところ、とても有効な気持ちのイライラを防ぐ方法のひとつでした。
最大の怒りを思い浮かべて、今の点数をつけると意外に低いのです。
「そもそも、旦那がごみ捨てしてくれないのに怒ってるしこの怒りは1だな」みたいな。
比較対象があると気持ちが落ち着くと言われています。
怒りは自分で止めれるようにしよう
実は怒りってとても厄介で、周りに影響を及ぼします。
高いところから低いところに怒りはいきがち。虐待は自分より弱い人たちが対象ですよね。
また、身近な人ほど怒りのエネルギーは強くなります。「旦那」「子供」は強くなりがち。
仕事をしていて人と人との距離が近いような事業所も危険かもしれませんね。
そして怒りは伝染しやすいので、自分の怒りが誰かの怒りの原因になってしまうことも!
できれば自分で怒りを抑えられるのが理想!