「彼は自己肯定感がないよね」なんて職場で言ってる人がいて、じゃあどうしたら自己肯定感はつくのかを知るために読んでみました。
自己肯定感は何歳からでも育てることができるそうです。大丈夫!
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自己肯定感とは、「自分が自分であることに満足し、価値がある存在として受け入れられること」とこの本では定義されています。
自己肯定感は状況によって高まったり低まったりすることで人は悩むそうです。
アメリカで行われた心理学の研究によると、私たちは1日に6万回の思考を行っているそうです。これは起きている時間1秒に1回、何らかの思考をしながら生きている計算になります。
しかも、その6万回のうち80%約4万5000回は身を守るためのネガティブな思考になりがちであるということもわかっています。
ネガティブな考えを持つのは悪いことではない。ただそのとき自己肯定感が高いと物事を前向きに解釈することができ気持ちが安定し積極的に行動できるが、そうじゃないときはもやもやした気持ちで落ち込んでしまうことに。
この記事の内容もこの本に書いてあったよ!

Contents
自己肯定感の本の教科書で参考になったことまとめ
勉強になったことをいくつかまとめました。
自分の自己肯定感の状態を知ると状況がよくなりやすい
なんで自分の状態を知ることがよいのかというと、自己肯定感はいきなり低いところから高くならずに一度フラットな状態になってから高まったり下がったりするそうです。
だからまずは自分の状態を知ってフラットな状態に戻すという処理が必要!
テンションが高くなっているとき、気分が高揚しているときは「自分は今ポジティブになっている」「脳内でドーパミンやオキシトシンが分泌されている」と考えましょう
逆にテンションが下がっているとき、気分が落ち込んでいるときは「自分は今ネガティブになっている。」「脳内にストレスホルモンであるコルチゾールや不安を高めるノルアドレナリンが増えている」と受け止めていきましょう
こう捉えることで、落ち込んでいる→全然だめだという感情を感情で処理するのではなく自分で冷静に対応することができるそうです。
テンションが高かったり低かったりするのは自分のせいじゃなくって脳内成分のせい。
また自己肯定感は、過去への失敗へのトラウマ、他人との比較や劣等感で低下しやすい。
自分のことを自分で前向きに評価できないとき、周りから認められたいという承認欲求が強くなりがち。周囲の人に認められるためにがんばるといつまでも自己肯定感が高まらない。
お母さんの自己肯定感が低くなっていると子供の自己肯定感は弱くなっていく
これ驚いたんですが、子供は親の自己肯定感も学んでしまうんだそうです。
だからといって、負の自己肯定感の連鎖は自分で断ち切れると本には書いてあります。
まじでこの本ちゃんと読みこんで実践していけば連鎖はとめれる自信がある。

スモールステップで成功体験をつんでいく
支援計画を立てるときに、会議でよく「スモールステップでいこう」なんて話になることがありますが、「スモールステップの原理」と呼ばれる心理学者が提唱した考え方があるらしい。
自己肯定感が弱い低い人にとっておきの1冊
この本はいろんな自己肯定感が低い人のエピソードとその対策がのっています。
だからこそ自己肯定感をあげたい人にとっておきの1冊になるにまちがいなし。
すぐに自己肯定感をあげる方法なんかもたくさんのっていました。
この本の内容を就職前に読み込むだけでも自己肯定感はだいぶ上がりそう。