社会福祉士技術

社会福祉士として他の支援機関と連携をしよう

支援機関と連携をする重要性

支援機関との連携とは?社会福祉士の大切な仕事のひとつに「他の支援機関と連携」があります。

目の前のなにかしら困ってる方と関わりを深める中で、
自分の法人だけでは対応できないことやより本人にあった違う福祉サービスが提供できるのでは?と気づくことがあります。

今やネット上ではいろんな福祉サービスがあることが広められているものの、
本当に困っている方は自分自身で自分に合うサービスを見つけることは困難な事が多いです。

社会福祉士として、困っている方が利用できるような身近なサービスを知っておきましょう。

福祉サービスはいろいろな目的や役割があります。
どんな福祉サービスを利用するか、コーディネーター役として「相談支援事業所」という事業所が全国各地に存在します。
相談支援事業所を経由する方法もありますが、自分で他の支援機関のことを知っておいたり担当者と顔見知りになることで連携がとりやすいのでおすすめです。
目の前にいる方のよりよい生活のために支援機関と連携し「自立」へつなげていくのです。

よしこ
よしこ
相談支援事業所は今どこも忙しくて一度相談を断られたこともあるよ・・。

具体的にどう連携していくのか?

「仕事がしたい!」そんな想いから就職に向けて就労移行支援事業所を活用している人を例にどんなところとどうやって連携していくかをお伝えしていきます。

就労移行支援事業所は、就職のための訓練と就職後のサポートが事業所の役割です。
しかし就職ができない理由や仕事が続かない理由は人それぞれです。
他の支援機関との連携が必要と思われる思われるいくつかのケースをお伝えします。

  1. 収入がなく生活がままならない人
  2. 両親の介護のために仕事が決まらない人
  3. お金をついつい使いすぎてしま人
  4. 仕事はしたいが体調が整わない人

 

収入がなく生活ままならない人

役所の生活保護課と連携をします。
本当に誰も頼ることができず食べていくのもしんどい場合は生活保護の申請をします。
社会福祉士として生活保護の申請が通る基準については把握しておきましょう。
生活保護に対して、否定的な人も多いですが、就職が決まり安定していけば生活保護を辞める事ができます。
一時的に生活保護は全然ありです。

生活保護の情報を伝えることでひとりで申請できる場合もありますし、
両親と縁が切れており、本人に発達障害などの傾向がありひとりでの相談が
難しい場合は、一緒に申請の場についていきましょう。
(就労移行支援事業所は、就職のサポートが役割なので、
できれば相談支援事業所の担当者の方が一緒についていくのがよいでしょう)

生活保護の担当者はたくさんの生活保護受給者の担当をもっており、一人の方とかかわる時間は少なくなります。
それに対して、就労移行支援事業所は毎日のように事業所で訓練をするので就労移行支援事業所のスタッフはよく本人の様子が分かります。
なにか気になることがあれば生活保護課の担当者は就労移行支援事業所に電話をして様子を聞きます。

 

両親の介護のために仕事が決まらない人

役所の「高齢者福祉課」「介護保険課」または地域包括支援センターと連携をします。
両親が介護サービスを使えることを知らない、両親が介護サービスを拒否するから利用できないそういって自分ひとりで頑張って生活をしている方がいらっしゃいます。

両親が介護サービスを使え、老人ホームに入居できる可能性がありますしもし入居できなくても、両親が使えるサービスを教えてくれたりします。
両親の介護が落ち着けば、その方は目の前の仕事に集中することができます。

他のサービスが十分一人で上手く活用できている場合は初めに繋ぐことはするがその後連携は特にしない事も多いです。

 

金をついつい使いすぎてしま人

「日常生活自立支援事業」というサービスと連携をします。
知的障害でお金の管理が難しい場合や双極性障害で躁状態のときに使いすぎてしまう場合があります。
そういった方に対して一緒に月に1回銀行に行きお金をひきおとして一緒にお金の管理をしてくれます。
お金の管理が現状どうなっているのか本人に聞いてもよくわからない場合は担当者と連携をとって確認をしていきます。

 

仕事はしたいが体調が整わない人

病院のワーカーや自立訓練と連携をします。
仕事に就きたいが、どうしても体調が整わない場合、本人が体調不良時に上手く服薬できていなかったり
自分の状況が客観的に分からず先生に上手く相談できてない場合あります。
就労移行支援事業所は週5日通うことができるので就労移行支援事業所のスタッフが通院時に同席したり
服薬状況をチェックして一緒に体調管理に努めて改善に努めます。
本人が上手く相談できていないのではと感じた場合は病院のワーカさんと連携をして確認をしていきます。

ただ、どうしても就労移行支援事業所を活用していても毎日訓練できないという状態になることもあります。
その場合は、少し就職活動は早かったかもしれません。
就労移行支援事業所を辞めて自立訓練(生活訓練)という福祉サービスを利用する選択も可能です。

 

まとめ

以上4つのケースでどんな福祉サービスと連携していくかご紹介してきました。
社会福祉士として身近な福祉サービスを知っていると、よりよいサービスが提供できます。
自分の施設だけのひとりよがりの支援にならず専門的な機関を頼って
ひとりひとり自立に向かってよりよいサービスを提供していきましょう!