現役就労移行支援員のよしころろです。事業所や公式のサイトではお伝えできない本音やぶっちゃけた話等知らないと損する情報をブログで発信しています。
この記事では障害者手帳がなくても、障害を診断されていて就職に不安がある方は絶対就労移行支援を使うメリットについてまとめています。
障害者手帳はとりたくない方、障害があることは隠したい方にもおすすめできます。
障害者手帳なしでも就労移行支援を使うと自己理解が深まる
障害者手帳がなくても就労移行を利用するメリットは仕事の疑似体験ができ自己理解が深まることです。
就労移行支援事業所は月曜日~土曜日開所しているところがほとんどです。
毎日のように事業所に通い訓練に取り組むことで自信がつきますし自分について学べます!
障害者手帳がない人に向けてメリットを伝えていきます。
自分の働くスキルを確認できる
障害者手帳をもっていないが、障害の診断はでている。
きっと、病気が発症して療養してブランクがあるかたや前職で病気と診断された方、障害者手帳はとれないと先生に言われたが就職に不安がある方かなと思います。
仕事を経験すると、自分がどのくらい仕事が出来て、なにができないのかが分かってくるものですが、その仕事につくのに不安がありますよね。
就労移行支援事業所を利用することで、手帳がなくても仕事の疑似体験ができます。
事業所で用意されている様々な訓練に取り組むことで自分の得意なことや苦手なこと、他の人と比べて仕事が出来る方なのか、遅い方なのかがわかってきます。
やはり仕事をするなら自分の強みを生かせるような仕事内容がよいですし、不得意な仕事に就くのはできるだけ避けたいですよね。
障害を診断されてない人の方が自分のことを分かってない人が多いのでより自分らしく働けますよ!
自分のスキルがわかる。また、就労移行支援事業所には支援員がいるので客観的に自分のできているところとできていないところがわかります。
就職する準備がすでにできているのかを客観的にも教えてもらうことができます。
ひとりじゃなくって周りの人からも自分のスキルを確認できることは就職への自信にもなります。
手帳なしでも診断が出ている以上、自己理解は深めたほうがよい!
自分の働ける時間や日数体力がわかる
自分に最適な働く時間はどのくらいでしょうか?
障害と診断された以上は症状が悪化しないような生活をおくることが大切です。
お金が欲しいだけの理由でいきなりフルタイムで働くと私生活がめちゃくちゃになってしまい結局症状が悪化することもあります。
生活は仕事がすべてではありません。自分に無理ない範囲で私生活も影響がでないような時間帯仕事をする必要があります。
就労移行支援事業所は月曜~土曜日まで9時から15時に訓練するところがほとんどです。
自分に合う働く時間はどのくらいなのか、自分の体の様子を見ながらじょじょに事業所に通う日数や時間を増やしてみましょう。
フルタイムで働きたい場合は1日8時間、休憩をいれると職場に9時間拘束されるため事業所で訓練が終わった後も図書館で勉強をするなどして体力を確認しましょう。
障害者手帳なしだからって1人で頑張る必要はなし!就労支援が受けられますよ!
自分の障害について客観的に知れる
自分の障害について、自分で把握できていますか?
主治医の先生や家族から、あなたの障害についてお話があったかもしれません。
ただ、プライベートのあなたは仕事のあなたとは違います。
主治医の先生と会話する機会は月に1回や2回ですよね?
スムーズに仕事ができるかどうか、あなたの障害や症状が仕事に影響しないかどうかは毎日のように通所するなかで就労移行のスタッフがいちばんよく知っています。
自分の特性や症状について、自分で思っているものと周りが感じていることは違うかもしれません。それが確認できる機会は就労移行支援事業所でしょう。
障害者手帳なしのままでよいのか?相談ができる
障害者手帳なしの方はいろいろな事情があると思いますが、本当に手帳なしのままでよいのかはスタッフと一緒に考えることができます。
手帳がなくても就職活動をする方法はいろいろあります。
ただ、障害者手帳があると障害者専用求人に応募することができます。
会社に障害があることを理解してもらい働きやすいように配慮してもらえるので障害者手帳をとったほうが安心して働きやすいのが現実です。
障害者手帳をとりたくない場合は手帳なしのままでよいと思いますが、主治医にとれないと言われてる場合や誰かに手帳をとらないようにと言われていることもあります。
主治医に一緒に相談しに行ったり、家族含めて面談をしたり「どうしていきたいか」という利用している方の意向にそって相談して進めていくことが可能です。
障害者手帳なしでも就職活動のサポートをしてくれる
日本は少子高齢化です。人手不足の企業もたくさんあります。
障害者手帳がなくても就労移行支援事業所は就職活動のサポートをします。
手帳なしでも企業に採用を検討できないか交渉してくれる
障害者雇用にかぎらず仕事が出来る人がいるならどんどん採用を勧めたいという企業も多くあります。
そこそこ力のある就労移行支援事業所であれば、企業とつながりがあるので障害者雇用ではないけど採用検討して貰えないか支援員が交渉してくれる場合があります。
障害者雇用のカウントだけのために障害者雇用する企業はすくなくなっており、実習(賃金はもらえないが企業で実際に働き仕事の体験をする)など参加いただき、働ける人なら障害者手帳なくても雇用するということがあるのです。
手帳がなくても障害者雇用のように障害を周りに知ってもらい働くことができるケースがあります。
障害を隠す場合はどう隠すか一緒に考えてくれる
障害を隠す場合は、今まで働いてなかった期間を説明する必要があります。
また、障害が悪化しないように働けるよう面接で自分の強みや弱みを障害の影響ではなく、自分の個性として伝えていく必要があります
どう伝えると自分にとって安心して仕事ができるか一緒に考えていくことができます。
面接対策書類対策もちろんアドバイスもらえるので就職活動にメリットはたくさんありますよね!
就職したあとも困ったことがあれば相談にのってくれる
就労移行支援事業所を使うと、求職活動のサポートだけではなく入社後もサポートがついてきます。
就職後半年間は手帳がなくても利用している以上サポートをするのが就労移行支援事業所の役割となっているからです。
障害者手帳を持っている場合は、企業訪問をして企業からの評価を確認してくれるでしょう。
手帳がないけど障害を開示していて働いている場合も同様に企業が理解さえあれば訪問してくれるでしょう。
障害を隠して就職する場合は企業訪問はできませんが、定期的に面談をしたり電話で相談に乗ってくれます。
メリットがあると感じませんか?
障害者手帳なしでも就労移行支援事業所は利用できるまとめ
この記事では障害者手帳がなくても就労移行支援事業所を使うメリットをまとめました。
手帳がなくても就労移行は使えますし自分の障害を理解する客観的にどう見えるか分かる、就職活動のアドバイスがもらえるなどメリットはたくさんあります。
もし手帳がなくても障害を開示してもいいのなら企業に問い合わせをしてくれる事業所もありますし、開示した場合は入社後も半年はサポートしてくれるので何かあった時も安心です。
最近定着支援事業という新しい福祉サービスができたので、一番長い人だと入社後3年と半年は支援機関のサポートを受けることができますよ。
ぜひ気になる方は一度電話での談や見学だけでも行ってみてくださいね!
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