現役就労移行支援員のよしころろです。事業所や公式のサイトではお伝えできない本音やぶっちゃけた話等知らないと損する情報をブログで発信しています。
双極性障害、躁うつ病と診断されたけど働きたいといった方向けに就職する方法についてまとめてみました。
障害を診断されても働けますが、症状にもよりますがひとりで就職活動や体調安定が難しい障害なので就労移行支援事業所を利用して就職することを私はおすすめしています。
障害者雇用の担当者からの偏見があるかも
特例子会社や障害者雇用として多くの障害者雇用を経験されていえる担当者の場合、双極性障害や躁鬱病ということを聞くと他の障害と違うイメージされることが多いです。
「仕事を進めるなかで、私たちや他の従業員ともめそうだな」「言ってることがころころ変わりそうだな」
これ実は本当によくある話で、双極性障害の場合は感情のコントロールや冷静に判断するのが特性の影響で難しくなってしまうことがあり、過去に双極性障害の方とのやりとりでとてもしんどい思いをしたという人事も多くいるのです。
なので、双極性障害や躁鬱病と聞くだけで就職し仕事をするのが難しいと判断されてしまうこともよくあります。
双極性障害や躁うつ病と診断されて働くには
他の障害と比べても双極性障害、躁うつ病で就職するのはちょっと難しいといわれています。
躁鬱病と診断されても就職して働く方法について対策をまとめました。
双極性障害の躁と鬱の波を自分で把握できるようになる
自分の状況が客観的にわかること、これは双極性障害とともに働くには必ず必要になります。
どうしてもこの障害はそう状態のときはとっても元気でなんでもできそうな感覚になってしまいます。
普通に考えると絶対難しい業務スケジュールをたてたり、上司に威圧的に発言してしまうなんてこともありがちです。
そんな元気な状態の時もあるのですが鬱状態にもなってしまいます。
そう状態での発言や行動を鬱状態や冷静になったときに振り返って苦しむことがよくあります。
また、職場の周りの人たちとしても障害のことについて理解してもらっておかないと発言や行動に矛盾がありすぎると批判をかったり、仕事が進んでいないとお互いに困ってしまいます。
客観的に自分の体調を把握できるようになりましょう!
ひとりでどうにかするのは難しい障害です!周りの家族や通院先の先生、相談員などにも手伝って今の状況だどう見えるかなど教えてもらいましょう!
素直に周りの意見を受け入れられるというところも就職して働き続けるには必要なポイントです!
体調を把握して自分の中で対処ができるようになろう
双極性障害の症状として「今鬱っぽいな」「今躁っぽいな」そんな感じで自分の体調が把握できるようになったら、その時に応じて対策をしましょう!
そう状態のときは以下のような考えができるようになりましょう!
躁状態と鬱態の症状を把握してより普通な状態にもっていけるよう努めましょう!
ただ、こういった考え方ができるようになるには時間がかかると思います。
なぜなら、そう状態での失敗体験があってからこそ対策ができるわけであってすぐすぐコントロールできるようにはなりません。
同じ双極性障害の方のお話を聞くこともとっても参考になります!
怒りの感情をコントロールできるようになろう
双極性障害や躁うつ病と診断されている人の中ではついつい怒っちゃって周囲の人を罵倒してしまうってことはありませんか?
仕事は理不尽なことありきなものです。怒ってしまう場合は感情をコントロールできるように練習をしていきましょう!
ついつい身近な人、家族には怒りをぶつけがちになるのは当然だと思います。
デイケアや就労移行支援事業所の集団でいりうなかで怒りをおさえていけるかは確認していきましょう!
怒るのは認知が歪んでいることが理由かも?
体調が把握でき対処ができることを根拠とともに面接官に伝えよう
双極性障害であること、それだけ伝えては担当者によっては障害名だけで働くことが難しいと思われてしまうことがあります。
双極性障害でそうとうつの症状はあるが対策できていることを具体的に伝えましょう!
ここまで具体的に対策を伝えられて、1年間本当に体調安定している場合は、過去に双極性障害の方と働いて上手くいかなかった担当者も前向きに検討してくれる可能性があります。
就労移行支援事業所を利用していれば、就労移行支援事業所のスタッフが「本当に体調管理ができている」と客観的な様子を企業に伝えるることもできます。
就職後のサポートもしてくれるので就労移行事業所を使うことはおすすめです。
双極性障害、躁うつ病で働くまとめ
そう、うつの症状を把握して自分の中で対処を実施できるようになり、具体的に体調がコントロールできていることを伝えていきましょう!
書類選考では障害名だけで不採用になる可能性が高いので、担当者とはじめから会って話ができる合同面接会などの機会を利用して応募がおすすめですよ!