人に迷惑をかけてはいけない心理｜障害者雇用で働くには必須！呪いを解くためには？

現役就労移行支援員のよしころろです。事業所や公式のサイトではお伝えできない本音やぶっちゃけた話等知らないと損する情報をブログで発信しています。

いろんな障害を抱えてる人のなかでは迷惑をかけてはいけない呪いにかかってる人が多くいます

ここでは「迷惑をかけてはいけないこと」とは人に頼ったり相談したりしないことと捉えます。

自分から呪いにかかる人なんていなくて、どうしても生きていくうちに迷惑をかけたらいけないと刷り込まれてしんどさを抱えてしまうのです。

迷惑をかけてはいけない心理とその対処法をお伝えします。

迷惑をかけてはいけない心理とその対策

迷惑をかけてはいけないと考えることはすべて悪いことではありません。

人に頼らずに相談せずに自分で全部やるとがんばることは「やりがい」や「自信」にもつながります。

ただ、自分の中で負担なことがあっても、これを言ったら周りに嫌な思いをさせるとついつい自分より周りを優先して我慢してしまう人がいます。

迷惑をかけてはいけないと自分のしんどさを我慢したり相談をせずにいると精神的に身体的に体調悪化につながります。

お仕事を続けていくには自分が働きやすい環境を自分で作っていく必要があり、人に頼ったり相談することでより就労継続につながります。

迷惑をかけたらいけない背景を知る

まずは迷惑をかけることが悪だと思っている理由などを確認しましょう！

迷惑をかける呪いはすぐすぐとけるものではないです。

多くの人が「迷惑をかけるな」と周りの人によく怒られたり、周りに頼ったことで嫌な思いをした経験から迷惑をかけると嫌なことがおこると学習していることが多く状況に応じて話をすすめていきましょう。

迷惑をかけてはいけない呪いにかかっている人でもいろんなパターンがあるなと思っています。

人に頼りたい、相談したいけどできないタイプと、人に頼る、相談しないことはだめ！と自己判断でしんどくなるタイプがあるように私は思います。

ただ、「頼りません！」と言っているひとに「頼りなさい！」といいってもできないもの。

まずは自分が迷惑をかけてはいけない呪いにかかっていると自覚をすることからはじめましょう

迷惑をかけてはいけない呪いをとくために迷惑をかける練習をする

もし人に頼ったり相談できるようになりたいと思っている場合は、迷惑をかける練習を働く前にしておくことはおすすめです。

いくら口頭で伝えるよりも実体験がいちばん有効です。

実体験をするといってもどう練習したらいいかわからないと思います。実はSSTというソーシャルスキルトレーニングがおすすめです。

少人数で相談する場面を演じてみて、その後に実際の現場でもやってみるというものです。

（そこまで詳しくないので本おすすめ！）

そして就労移行支援事業所であれば状況にあわせてスモールステップで練習しましょう！

身近の人にこの練習がやってみたいと言ってみましょう！

１週間ごとにチャレンジする等でもよいと思います！成功体験を積み重ねていきましょう！

練習していくうちに慣れてくるはずです。

迷惑をかけられる側になってみて感覚を知る

迷惑かからないよって言ったところで彼、彼女の生きてきた背景があり過去の積み重ねた経験からちょっとの言葉では呪いをとくことはできません。

逆に迷惑をかけられた側の気持ちがわかると相談したり頼ることができる可能性があると思います。

例えば、忙しい時に相談をされて迷惑をかけられたと思いますか？

きっとあなたは迷惑をかけられたとは思わなかったと思います

相談をしてくれてうれしいなという感覚を持つ方もいらっしゃるかもしれません。

「頼りにされてると思ってうれしく思った！」ということが多く、逆の立場になってみると意外と迷惑を掛かっていないことがわかったりします。

迷惑をかけてはいけない呪いをとくために！まとめ

困ったときに相談できない、人に依頼や頼りにすることができないとせっかく就職しても継続が難しくなってしまうことが多いです。

だからこそ就労前に迷惑をかけてはいけない心理や知り自覚をもち対策をしていきましょう！

障害者雇用で長く働く為にはできるだけ自分に負担をかけない考え方を身に着けておく必要があります。

迷惑はかけるもんだし、かけられるもんだと思えるようになりましょう！