障害現役就労移行支援員のよしころろです。事業所や公式のサイトではお伝えできない本音やぶっちゃけた話等知らないと損する情報をブログで発信しています。
この記事では障害者雇用で仕事をしはじめたが休みがちになったとき、どうしても現状のままではまずいと感じた方に向けて今まで私が経験してうまくいった対策をリスト化し企業の考え方をまとめてみました。
障害者雇用で働いているけど休みがちになったときは?
障害者雇用でやっと就職しても長く続けるには大変です。
休みがちになったときは頭の中でクビ!?退職!?という言葉がちらつくはず・・
企業側の考えや、状況を打破するための休みがちなときこそできる対策をまとめました!
休みがちなとき思い切って長期休養するのはあり
ただ、休みがちのなか出勤するのはとってもつらいです。
休みがちになった以上、なかなか状況が良くならない見通しがある場合はお医者さんと相談して「●ヶ月休む必要がある」と意見書をもらうことでドクターストップでお休みをいただくことができます。
障害者雇用は法律で障害者雇用をする決まりがあるのですが、休職中も障害者雇用をしているというカウントができるので仕事で会社に貢献できないという面はあるものの、障害者雇用のカウントはできており、会社に迷惑をかけているわけでもなく思いっきりやすみましょう!
障害者雇用担当の部署では、お休みされてしまうと障害者雇用のカウントができないことがあります。週30時間以上働くと障害者雇用の1カウント、20時間以上働くと0,5カウントと計算されるからです。
だからこそ休みがちで一生懸命仕事をするよりは、いっそのことまとまった休みをもらってしっかり療養するのはあり!
また、休職するかどうかは主治医との相談で決めることができます。現状について主治医に伝えてどうするべきかは一緒に考えていきましょう!
しんどさが慢性化している場合は休養することで体調はよくなります。ただし、体調がおyくなったとしても働く環境は1人ではなかなかかえれないので、できれば支援機関に頼りつつ体調が悪化しない働き方を考えていくことが必要ですよ!
復帰時に相談していきましょうね!
そもそも休みがちになっている原因を考えよう
休みがちになっているということは、今までは問題なく勤務できていたはず。
休みがちになった原因について振り返ってみましょう!
よくある休む原因についてまとめましたのでご確認ください!
仕事内容や人間関係が原因で休みがちになってしまった
上司が苦手だったり、一緒に働く同僚が苦手だったり威圧感を感じたり目線を感じたり。
仕事でミスが続いて上司に叱責されたり。なにかしら仕事で嫌なことがあったり、苦手な人がいる、やりたくない業務が今日ある・・そうなると行きたくないと感じるのは当然のこと。
ずっと我慢していると障害が悪化して夜眠れなくなったり、胃が痛くなったりするかもしれません。
薬でなんとかするのも、環境が変わらない限りは状態はよくならないでしょう。
そういったときは、職場の信頼できる人に相談したり、関わっている支援機関に相談してみましょう!
就労移行支援事業所で働く私の場合の介入はこんなケースがあります。
本人が必要以上に落ち込み休んでいる場合
問題なく業務ができているのに必要以上に「できていない」と障害者雇用の方が感じて苦しんでしまう場合があります。
その場合は支援者本人の話を聞いた後に、企業側からはどう見えているかを確認します。
休んでいる以上は気にしてくれる担当者がほとんどなので、本人の不安を把握できているのかどんなことで悩んでいるようにみえるかなどを確認していきます。
そして企業担当者、支援者、働いている障害者雇用の方3名で面談をして企業側からできていることを伝えてもらう機会を作ることがよくあります。
本人の苦手な業務がどうしても耐えれずに休んでしまう場合
苦手な業務に対して、どんなサポートや代替手段があれば乗り越えそうか、支援者が一緒に考えますが、そもそも企業担当者に相談したら「違う業務に変更できますよ!」なんてこともあります。
どうしても障害者雇用で働く人から直接交渉するのはなかなか勇気があること。
なので支援者から「ぶっちゃけ〇〇の業務は絶対〇〇さんがしないと難しいですかね・・」と相談します。休むくらいなら調整してみますって企業が多いですよ!
どうしても調整が難しい場合もありますので、その場合は仕事が本人にマッチしていなかったケースが多いです。
どうしても苦手で休みたいくらいしんどい場合は違う仕事を検討するのもありです。
人間関係で苦手な人がいて休んでしまう場合
特定な誰かが苦手でついつい休んでしまうこともよくあると思います。
よくあるのは、その苦手で辛い気持ちを誰に相談したらいいか分からないということ。
まずは支援者に相談してくれたら、支援者から企業側の信頼できそうな人に相談して働く職場にあなたのしんどい気持ちを理解してくれる人ができるように調整します。
しんどい気持ちがあるときに、「〇〇さん今の言い方きつかったよね、大丈夫?」等声をかけてもらえたら気持ちが楽になりませんか?
環境を調整することで気持ちが楽になる可能性は大いにあると思います!
障害者雇用の場合はひとりで働くのはしんどいので支援機関という支援制度を使うことをおすすめしています。
支援機関どこもつながってない場合は新規で問い合わせもできますよ!
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↑が使えない場合は以下の支援機関がサポートしてくれますよ!
ジョブコーチ支援が使えます!障害者職業センター
就職後定着のサポートしてくれます!就業生活支援センター
そこまで大きな何かはないが、気持ちの切り替えが難しい、ついつい考えすぎちゃう方はコーピングリスト作成をおすすめします。
嫌なことがあっても次の日とりあえず出勤してみたらどうってことなかったなんてことはよくあることで、仕事の場でできるコーピングリストを極めるのはおすすめ!
生活面が原因で休みがちになってしまった
仕事はそこまで大きな問題はないけど、家族のこと。生活のこと。仕事以外のプライベートの部分でしんどさがあって休みがちになってしまった。
仕事は続けたいのに、休みがちになると申し訳ない気持ちで精神的にもしんどくなってしまうことがあります。
生活面だから自分で何とかしないと!と考えることは多いのですが、福祉のサービスでカバーできることがあるかもしれません。
とにかく相談してみませんか?
就業面と生活面どちらもサポートしてくれます!
障害のある自分や家族のことで相談にのってほしいとき
具体的に解消できることとして、一人暮らしの生活のサポートとしてヘルパーさんに掃除を手伝ってもらったり、グループホームにはいって共同生活をすることで親と距離をおけたり、何かしら状況をよくする手段があるかも!
原因不明でしんどい、不安!のため休みがちになっている
まずは原因不明の不安があることを周りの信頼できる人に相談してみましょう。(もちろん支援機関も含む!)
原因不明だと自分で思っていても周りの人たちは心当たりがあるかもしれません。
その原因を解消すると気持ちが晴れるという可能性もあります!
障害者雇用で働いている以上は配慮をいただけます。相談してみましょう!
休みがちになっており、原因が不明な不安感、ただ単に本当に体調が悪い場合は環境調整ではなく、服薬調整をした方がよい場合もあります。
本当に心当たりが周りに聞いてもない場合はお医者さんに相談しましょう!
障害者雇用休みがちになったときは辞めてしまうのも手
障害者雇用で休みがちでいろいろ対策したけど症状が悪化する場合は辞めちゃうのはありです!
もし、一人で障害者雇用で働いて上手くいかなかった場合は次回は絶対支援機関を使ってみて下さい。
ひとりで障害者雇用で働くのはなかなか孤独や不安さがぬぐい切れないところがあります。
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障害者雇用休みがちになったとき対策まとめ
障害者雇用で休みがちになったときはとりあえず周りに相談してみましょう!
企業側の評価が気になるところですがまずは自分のしんどさを発信することが大切!
信頼できる職場の方や支援機関に相談しながら原因の改善に努めたり、不安になりがちな方はコーピングリストを作ったり対策をとりましょう!
ただしよくなる改善が見込めない場合は主治医と相談して休むのも一つの手段ですよ!
ひとりで悩むのではなく会社の人や支援機関とともにどうしたらよいかを考えていきましょう!