現役就労移行支援員のよしころろです。事業所や公式のサイトではお伝えできない本音やぶっちゃけた話等知らないと損する情報をブログで発信しています。
障害者雇用で働く人は多くない。でだからこそ、どんな人だと採用されやすいのかよく分からないですよね!
こちらの記事では実際に障害者雇用をしている会社と多くやりとりをしている就労移行事業所で働く私が解説します。
障害者雇用されやすい人は安心できる人
採用されやすいは、一緒に働いて問題なさそうな人、安心できる人です。
具体的に安心できるとはどんな人なのでしょうか?詳しくお伝えします。
意思疎通ができる、コミュニケーションがとれる人
面接でコミュニケーションが円滑にとれると思われた場合は企業は安心できるので採用されやすいです。
仕事の指示をしたときに指示通りにできそうだなと思うからですね。
ただ、これってじぶんではんだんするのはむずかしいです。自分が採用されやすいのかどうかはハローワークで面接練習をしている機会があるので参加してみましょう!
どう返事をしていいか分からない質問があっても「それは~~を確認したいということでしょうか?」と聞きなおしたら大丈夫です。
分からないところは確認できることは印象が良いです。
しゃべるのが得意な人は書類選考がない面接スタートの面接会参加をおすすめします。
障害になった原因がわかり対策が明確な人
産まれたときから障害がある場合もありますが、それを含めてなぜ障害になったのかを説明でき、症状がでたときの対策がある方は安心でき障害者雇用で採用されやすいです。
どうしても障害になった原因が分からない場合、仕事をするなかでまたすぐ治療をする必要がでて休んでしまうのでは?と思われてしまうからです。
企業としては、障害者雇用といっても用意した仕事をできる限り自分ひとりでスムーズにできる人を採用したいのです。
もちろん、障害になった原因が分からない人もいます。その場合は仮説をたてて具体的にどのくらい症状が落ち着いていることを伝えたら問題ありません。
働く意欲がある人
働きたい気持ちがある人は採用されやすいです。熱意を相手に伝えましょう。
私もたくさんの人と関わってきましたが、働きたい意欲がないとやっぱりすぐ辞めてしまう場合が多いです。
障害者雇用だからというわけではないですが、一度採用して退職するといろいろと手間がかかります。だからこそ長く働き続けてくれる人を企業は採用したいのです。
貴社じゃないと駄目な理由を考えて熱意を伝えてみましょう!
「働いてみたい!」という想いはありますか?なかには、気持ちはあるが相手には伝わりずらい人もいると思います。
あえてその想いを口にしちゃうのもありです。客観的に自分が見れている証拠を伝えられます。採用されやすい人になりましょう!
働いたこと(職歴)がある人
障害者雇用では働いた経験がある人の方が採用されやすい傾向があります。
なぜなら、仕事をするにはビジネスマナーだったり、報告連絡相談だったり働くに必要なスキルがあり、それをイチから教える余裕がある企業が多くないからです。
ただ、職歴が短くて多い場合は逆に良くない印象になってしまいます。2年以上は働き続けていた根拠があると障害者雇用で採用されやすいでしょう。
ただ、障害者職業センターや就労移行支援事業所、A型事業所で働くスキルを身に着けることができるので、職歴がない人でも訓練をした経験を伝えることはできます。
もし働いた経験がない場合は福祉施設での就労経験を伝えましょう。具体的にどれくらい働いてどんな成果をだしたかを伝えると採用されやすいです。
休まず仕事が出来る人
障害者雇用は障害とともに働くという雇用の方法ですが、体調が安定している方が採用されやすいです。
障害者雇用として仕事を用意しているものの、休みが多いとそれを誰かがかわりにやらないといけなくなってしまうからです。
コツコツと休まずに自分の仕事に取り組めるひとが好まれます。
今までアルバイトや学校で休まなかったよ!って人は必ず面接で伝えるようにしましょう!
ただ、どうしてもなかには体調が悪くなるという人はいます。その場合は、事前に体調が悪くなりそうなときに事前に他の方に引継ぎをしておくなど対処ができるとよいです。
障害者雇用じゃなくても、子供さんがいる母親は急遽仕事に行けないこと等は一般社会の中でよくあるものなので、一度でも休んだらダメというわけではありませんよ!
素直で謙虚な人
素直で謙虚な人は採用されやすいです。なぜなら仕事が一緒にやりやすいと感じるからです。
性格なんかどこで入社前にばれるんだ?と思うでしょうが、面接のなかで分かります。
例えば、退職理由。どうしても周りのせいにばかりしている退職理由の場合は、何事も自分は悪くないと思うひとなのかもしれないと捉えられるかもしれません。
もちろん人間関係で相手が一方的に悪い場合ももちろんありますが伝え方には気を付けましょう。
他にも、自分のできることばっかり面接で伝えるのもだめです。自己PRとして伝える必要はあるのですが、見栄っ張りで自意識過剰な人かもしれないと思われるかもしれません。
人間は長所短所があるものです。面接では素直に苦手なことは苦手と伝えてできることはできると伝えていきましょう!
身体障害は採用されやすい
障害の種別によって採用を決めるなんてのはだめなのですが、現実はあります。
身体障害の方は採用されやすいです。なぜならできること、できないことが周りからみてもわかりやすいからというのが理由です。
今少しずつ障害理解が進んでいるのですがちょっと前までは「精神障害はうち雇わないんです」なんて平気で言う会社がありました。
障害によって懸念点があるのでこれはまた障害別の対策でも記事にしようと思います。
例えば、うつ病の場合はいきなり長期間休んでしまうのではないかと思われたり、双極性障害ならそう状態のときに仕事をやりすぎて周りと人間関係でもめたり。
やっぱり障害者雇用を長くしている会社では障害者雇用の退職者も多くいます。
上手くいかなかった過去を振り返って次は長く働ける人を・・と採用方針を考えるのです。
自分は大丈夫な理由を根拠とともに伝えていきましょう!
客観的に自己理解していると思われる人
採用の担当者はいろんな質問をしながら、この人はどんな人かな?といろいろ想像します。
見立てをたてて、質問の中で裏付けを確認していくのです。
症状が安定している、対策ができている、長く働けそう、面接ではいくらでも口で伝えられますが、それが本当なのかどうかを担当者はいろんな質問で確認します。
なので表面上上手く取り繕っても特例子会社では特に担当者も慣れているのでばれます。
自分の状態について自分だけではなく周りの人からも強みや弱み、症状の状況は確認していきましょう!採用されやすくなります。応援してくれるし強みが見つかりますよ!
障害者雇用で採用されやすいひとまとめ
一般的な障害者雇用で採用されやすい人の傾向をまとめてみました。
大体当てはまる場合は斡旋会社経由ですぐに就職できる可能性が高いです。斡旋会社に登録して就職活動をはじめましょう!
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私がお伝えした採用されやすいポイントについては、くれぐれも一般的な傾向であって会社によって求める像は違います。一番良いのはハローワークや就労移行支援事業所の担当者に、あなたが働きたい会社はどんな人を求めているかを確認してみましょう。
そして自分は採用されやすくない、採用されないのではないか?と感じた方は、一人で就職活動をしないほうが良いです。
就労移行支援事業所を使って就職活動を手伝ってもらうことをお勧めします。
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