障害現役就労移行支援員のよしころろです。事業所や公式のサイトではお伝えできない本音やぶっちゃけた話等知らないと損する情報をブログで発信しています。
この記事では合同面接会について何度も参加している私からおすすめの理由をお伝えします。
障害者合同面接会とは障害者手帳がある方を対象に、障害者雇用をしたい企業がたくさん集まって一度にたくさんの面接が受けれる機会でコスパがよいです。
コミュニケーションに自信がある人にはとっても向いています。
障害者合同面接会はなぜ採用されやすいのか?
障害者合同面接会は、応募書類は必要です。事前に書類を郵送したり、当日に書類を渡す形になり、紹介状を取得できれば必ず会って直接自分の障害を説明することができます。
一般的な選考はまず、応募書類を企業に郵送返事があれば毎回企業に出向いて面接に行くという流れなので大幅に時間やお金の節約になります。
どんな人に面接会はおすすめかを説明していきます。
障害が複数ある方にはおすすめ
どうしても障害は1つではない場合はよくあります。
うつや双極性障害、統合失調症は発達障害が原因で2つ診断があったり、身体障害や知的障害をもっており人間関係から精神障害になることもよくあります。
障害者手帳のコピーを書類選考で提出することがありますが、どうしても障害が複数あると「障害が重いのではないか」と企業担当は考えてしまいます。
しかし、実際は障害が2こあっても3こあっても仕事が出来る人はできます。
障害が複数あると障害が重くたくさん配慮をしなきゃいけないと思いがちですが、意外と会ってみるとそうでもないということがよくあるのです。
だからこそ、障害が複数ある人はぜひ障害者合同面接会に参加してみてください!
「どこが障害なの!?」と言われる方におすすめ
いろいろ制度が整ってきたとはいえ、まだまだ精神障害に関する偏見はあります。
体調が安定しているのでよりよい給料で働きたいと思うのはあたりまえですが、なかなか書類選考では精神障害より身体障害のかたの方が採用されやすいのは事実です。
ただ、精神障害の方の多くは残業60時間で働きすぎて病気になってしまった方など、がんばりすぎて障害が発症した方が多くすばらしい職歴やスキルが高い方が多くいます。
だからこそ給料が高い企業で働きたい精神障害の方は障害者合同面接会はおすすめです。
精神障害をもっていても過去の経験で即戦力になることをアピールすることで採用の可能性はぐっとあがります。
なかなか仕事がイメージできない人におすすめ
仕事はしたいけど、働く自信がない方は合同面接会に参加しましょう!合同面接会は企業の担当者に会うことができます。
面接の際に仕事の流れやどんな環境なのかをたくさん聞くことで安心することができると思います。
書類選考になかなか踏み出せないという場合、逆に面接からはじまる障害者合同面接会に参加するということもありです。
なかには、実は選考のなかに実際に仕事体験をして仕事ができそうかを確かめてほしいという企業もあります。
実際の職場を見てから体験してから働きたい場合はそういった提案を企業にしてもよいでしょう!
支援機関を利用している人は支援機関経由で交渉することをおすすめします。
面接を受けても「ちょっと違うな」「働きたくないな」と感じた場合はその後の選考にすすんでもお断りしたらよいのです。
私たちは選ばれる側であり、どこで働くかを選べます。採用されても断りましょう。
お金と時間がない人におすすめ
障害者合同面接会は1日のうちに複数の企業の面接に参加できます。とても効率的に就職活動ができる機会です。
だからこそ時間がない人は優先順位をつけてたくさんの企業の面接に参加しましょう。
また、障害者合同面接会はどこが運営するかによりますが交通費としてギフトカードがもらえることがあります。
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障害者合同面接会はいつどこで参加できるの?
障害者合同面接会を運営している団体は大きく3つあります。
ハローワーク、ウェブサーナ、クローバーナビの3つです。
ひとつひとつ説明をしていきますね。
ハローワークの障害者合同面接会
行政が運営する障害者合同面接会です。どこの都道府県でも年に2回は行われます。
東京や大阪などでは求人数も多いので2回以上行われることもあります。
国主催で行われる障害者のための面接会になりますので、企業側の出展料も無料で多くの企業が参加し、多くの障害を持った方が参加されます。
障害者手帳をもっている方向けのハローワーク専門援助部門に登録していれば自宅に障害者合同面接会に参加する企業の冊子が郵送されます。
専門援助部門に大きく面接会の周知もされると思うので窓口で確認してみてくださいね。
ウェブサーナの障害者合同面接会
業界最大級の求人数・会員数を誇る障がい者のための就職・転職求人サイトです。
ウェブサーナの主催で、東京・名古屋・大阪・広島・福岡の5つのエリアで障害者合面接会が開催されています。
またウェブサーナでは障害者合同面会に予約して参加すると1000円分のQUOカードがもらえます!
障害面接会だけではなく普段から会員登録するとサイト経由で企業に応募も可能です。
クローバーナビの障害者合同面接会
障がい者の求人・雇用・仕事・転職支援情報や就職サポート情報をお届けするクローバーナビです。
こちらも会員登録することでサイト経由での応募が可能です。
ウェブサーナ同様、就職フォーラムという名で障害者合同面接会を開催されています。
開催場所は札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡 などです。
クローバーナビさんの1番の特徴は就職転職支援の情報誌「クローバー」を発行されています。
一歩踏み出す勇気を情報誌からもらえるかも!
こちらの障害者合同面接会は予約してから参加することで500円のQUOカードがもらえます。
障害者就職面接会で後悔しないためのポイント
勝つとか、負けるとかいう話ではないのですが、せっかく参加するならあとあと後悔しないように参加できたらよいなと思っています。
初めて参加する方のなかには「こんなはずではなかったのに・・」ということがよくあります。
合同面接会だからこそ想定しにくいことが発生しますので事前準備しておきましょう!
合同面接会に参加するなら開場する30分前には会場へ
障害者就職面接会に参加したことがない方は、参加する障害のある方の人数って少しじゃないの?という方も多いかもしれません。
実はめええええええええっちゃ多いです。
体力がある方はハローワークでの就職面接会の場合は開始ではなく、会場する30分前には必ず現地に到着するようにしておきましょう。
なぜなら、来た人から面接に受けられるような仕組みになっており、ぎりぎりに到着すると「もう今日の面接は人数がいっぱいで終了です!」となっていることも・・
せっかくの第一希望の面接ができないってとてもショックじゃないですか?
ということで障害者就職面接会に参加するなら早めに到着することをおすすめしています。
障害者就職面接会は終わりかけの時間に参加するはNG!
人混みが多いのが苦手だから、そこを避けて参加しようかなと考えている方いると思います。ただこれちょっとだけデメリットもあるんです。
先ほど述べた、面接会に参加できないという場合はもちろんあります。
「私の企業たぶん人気じゃないから大丈夫!」という想いもあるかもしれません。
確かに、作業系の仕事は事務系の仕事と比べたら比較的希望者が少ない傾向があります。
たま~にあるのが、、
障害者面接会に参加したものの、面接したい希望者がいない場合は早めに帰ってしまうという人事がいるということです。
ということで、人気じゃないと思っても早めには参加できるようにしましょう!
障害者就職面接会では1社以上の面接には参加しよう
興味がある企業が1社しかなかったから、1社だけ受けようという方いると思います。
せっかくなので、3社は候補をだしてください!
なぜなら、面接会に参加する企業は事前に周知されていると思いますが、当日になって参加しないという企業が稀にあります。
担当が体調不良という場合はもちろん、採用人数が埋まったというパターンも。
せっかく面接に行ったのに何も面接を受けずに帰るのはすごくもったいないです。
少し興味を持ったら話を聞いてみるくらいの感覚でもよいかもしれません!
障害者就職面接会に参加する場合は優先順位をかんがえて
障害者面接会は意外と多くの方が参加します。
だからこそ受ける企業には優先順位をつけておきましょう。
当日参加してはじめてどのくらい応募者がいるのかわかります。
企業の面接を後ろに待って待つ形になるので、どのくらい人気の企業なのかが目に見えてわかります。
その様子を見ながら優先順位を当日再度見直すのです。
この優先順位すごく難しいなあと思っていて、人気企業3つの場合は、1社目に並んでいる間は他の企業の面接を受けられないのでずっと待つ形になります。
そうなるとせっかく行ったけど受けたい企業1社だけしか面接できなかったということも。
なので、当日の様子を見ながら第一希望は諦めて、第2と第3希望だけ面接を受ける選択や、すぐ面接できそうだから第3希望から面接を受けてみようとかいろいろ戦略をたてるのです。
障害者面接会に参加する場合は支援者同行でのメリットも
障害者面接会に参加し1人では不安がある場合は支援者についてきてもらいましょう!
私も毎回隣のいすに座らせてもらったり、隣に立ったりしながら一緒に面接を受けています。
支援者がいることで当事者はもちろん安心できますし、企業側もサポートをしてくれている存在がいることに安心します。
客観的に支援機関が本人の様子を伝えたりするので、より安心できるのです。
ただ、これ本当にいろんな捉え方をする企業がいます。
どう考えても支援機関を使うととーってもメリットがあるんですが、たまに支援者がいることで支援者がいないといけないほど障害があるんだなと重く捉える場合も。
でもこのパターンだいたいが勉強不足な人事だと思うのでこういう企業にはいかなくてもいいかもですが、企業によって支援者がいることをどうとらえるかは違うのです。。
ひとりで参加する場合も支援機関がついていることは必ず伝えましょうね!
得意なこと、できることの実務はたくさん伝える
障害者雇用求人の面白いところは、求人票に書いてある内容と全然違う仕事内容で仕事が出来るチャンスがあるということです。
障害者求人の求人票は事前にわかりますが、面接するなかで他の業務の提案をしてくれる可能性もあります。
なぜなら、企業なりに障害のかたのできる仕事を想定して企業は求人を作られます。
ただし面接の中で、人事は他のポジションもこの人ならできるかも?と考えるのです。
今まで私の経験したなかで1割くらいの方が違う仕事を提案されていました!
障害者就職面接会で後悔しない方法まとめ
障害者就職面接会はたくさんの人が参加して、早く来た人から面接を受けれるので早めに会場に行きましょう!
度々ある機会でもないので複数の企業の面接に参加し、優先順位を考えておきましょう!
不安な場合は支援機関の人と一緒に面接をうけましょうね!
もちろん面接対策は必須!たくさんできることを伝えるとまさかの出来事があるかも!
時間が少ないからこそ後悔ないよう良い印象が残るようにをしましょうね!