現役就労移行支援員のよしころろです。事業所や公式のサイトではお伝えできない本音やぶっちゃけた話等知らないと損する情報をブログで発信しています
障害者雇用なかなか受からないという人はたくさんいます。
こちらの記事ではよくある受かりにくい理由についてお伝えします。
書類の見直しについては以下の記事からどうぞ!
障害者雇用で受からないよくある理由
大企業の福利厚生の手厚い企業に応募している
働くなら名の知れた年間休日が多くてボーナスが多い仕事をしたい。そう思うのはあなただけじゃないはず。
大手の安定していると思われる企業の求人には応募者が殺到します。
そうなるとライバルが多いので不採用になる可能性は高まります。
名の知れた企業だからこそ、会社のイメージを損なわないようにより安心できる人材を障害者雇用でも採用しようという意向が強いです。
いまでもなお大手では身体障害の方が多く採用されます。
駅近の簡単にみえる事務職に応募している
よく業務内容のところに「あなたの特性に合わせて業務を調整します」と書いてある会社が最近増えてきました。
簡単そうにみえる事務職にはやっぱり応募者が殺到します。駅近だとなおさらです。
ライバルが多いと不採用になる可能性は高まります。
給料が高い企業に応募している
もちろん、給料が高いと応募者は増えます。
簡単そうに見えて給料が高い求人だとよりそうなります。
障害者雇用は給料が安い傾向があるので給料がたくさんもらえるところに応募者は殺到します。
応募者数が多いとその人の障害はもちろん職歴をみられますよ!
障害者雇用で受かりにくい傾向の人はいる
障害者雇用ではやっぱり受かりやすい人と受かりにくい人はいます。
職歴がない人
働いたことがない人はやっぱり受かりにくいです。職業訓練所や就労移行などで訓練をして実習の経験や資格をとる等してPRをしていきましょう。
職歴がない人は一般的に受かりにくいのですが、特例子会社などでは特別支援学級の方を採用していきたいなんて企業もあります。
職歴がなくても、仕事ができるという根拠をたくさん作りましょう!
仕事をしばらくしていなかった人
仕事のブランクが長い人も受かりにくいです。
社会人経験はあっても仕事ができる体力があるのか?や周りの人たちと上手く連携していけるのか、パソコン触れるのか?など心配されます。
なのでやっぱり仕事をしばらくしていなかった人も今仕事が出来る状態であることの根拠が必要です。資格を取得したりボランティアや短時間のアルバイトからはじめる等、いきなり長時間の仕事に応募するよりは少しできる仕事をしていくことをおすすめします。
精神障害の方
精神障害の方は障害が見えにくい障害なのでより障害の今の状態自分の対策企業へ求める配慮を具体的に伝える必要があります。
うつ病は繰り返すことが多いので、繰り返さないための対処法などもPRできればよいでしょう。どのくらいの期間症状が落ち着いているなど具体的に伝えましょう。
客観的に自分が見えてていることが伝われば会社側は安心できます。
精神障害であることは変えられませんが自己対処や症状悪化のサイン、ストレス発散方法を身に着けることはできますし、PRできます。伝えましょう!
職歴がある方はハローワークと併用で障害者雇用の斡旋会社を使いましょう!
障害者雇用で受かる方法
障害者雇用で受かりにくいという方は少し条件をゆるめましょう。
私も若いころコンサルタントに応募したけどほぼ不採用だったので営業職に就職しました。
条件を緩和するとライバルが減るので受かる可能性は高まります!
ちょっと交通が不便な会社に応募する
通勤するのにちょっと手間な場合は応募者が減ります。栄えている地域とは逆方面の会社を検討してみるとか、電車から降りて10分以上歩くところとか、自分ができる範囲で通える範囲をひろげてみましょう!
給料がやや低めの会社に応募する
生活が出来なくなるくらいの給料しかもらえない会社はもちろんNGですが、理想の給料を少し下げてみると応募できる会社は増えます。
ボーナスがない会社とか、ボーナスがちょっとしかもらえない会社でもまずは働いてみるというのもあり!
事務以外の仕事に応募する
障害者雇用といえば事務の求人が多く事務が人気なのですが、体力があるという方は作業系の仕事に応募してみましょう!
身体を動かす仕事は見学できることが多いので、実際に面接時に見学してできそうか判断できると思います!
一般企業で仕事ができそうな求人にハローワークで開示して応募する
本当に求人がない場合は一般企業に応募するという手もあり。
ただ、今まで述べてきたとおり事務職とか都心とかは障害者雇用じゃなくてももちろん人気です。
ちょっと人気じゃなさそうだけど自分でもできそうな企業だなという場合はハローワークから問い合わせてもらって応募してみましょう!
ハローワークの窓口で応募人数がわかるので応募者がいない、少ない一般企業に対して障害を開示して応募するのはおすすめです!
配慮をちゃんとしてもらえるかはハローワークの窓口で確認してもOK!
就労移行支援事業所を使って応募する
就労移行支援事業所を利用すると、企業とのつながりでライバルがいない状態で応募することができる可能性があります。
例えば、就労移行支援事業所を利用して就職した人がいた場合、追加でもう一人採用したいという話があったりします。
そういったときに事業所内で体験実習をして仕事ができるか試すなんてこともできます。
また、就労移行支援事業所には企業から直接障害者雇用の相談があったり、障害者雇用したいが支援機関がついている人を採用したいという会社もあります。
就職が難しいと感じている場合は就労移行支援事業所を利用することをおすすめします。
毎日のように通えるから書類作成や面接対策をして採用される可能性はぐっとあがります。
障害者雇用受からない理由まとめ
障害者雇用受からない場合は条件を下げてみようという内容でした。
今のご時世ずっと同じ会社で働く必要はありませんし、とりあえず働いてスキルを身に着けて転職するなんてのも全然ありです。
ただ、障害者雇用は応募者の中での比較して採用されるわけなので、たくさん応募していく中で条件を下げなくても採用になることも当然あります。
絶対この時期までには働きたい!など計画をたてて条件を下げることをおすすめします!
よい職場で働けますように!