現役就労移行支援員のよしころろです。事業所や公式のサイトではお伝えできない本音やぶっちゃけた話等知らないと損する情報をブログで発信しています。
双極性障害は治るではなく自分で症状をコントロールしていくことができる病気ですがひとりでは絶対治りません。
また診断がつきずらいのも特徴で、主治医は常に一緒にいるわけじゃないので本人からの話だけで全体像がつかめずに双極性障害と診断されるのに時間がかかるケースがよくあります。
よって「うつ病」や「パーソナリティ障害」と診断されることもよくあります。
ただ、診断されたら症状安定に向けて取り組みをすすめていくことができます。
双極性障害について知ろう
双極性障害はまだまだ多くの人には知られていない障害です。
正しい知識を身に着けて、自分の障害について把握していきましょう!
双極性障害についておすすめの本
まずは障害を知ることが大切!
害をまず知るのであればこちらの本がお勧めです。
双極性障害と診断されてもなかなか同じ障害の人と出会うことは少なく実体験が書いてあることもあり、「辛いのは自分だけじゃない」と、とても安心できる本だと思います。
双極性障害と診断されたが症状が安定してきて「働きたい!」そんな気持ちになったときにおすすめの本です。心構えができますよ!
双極性障害が治る方法とは?理解が深まる動画
双極性障害について参考になる本はまだまだ少なく、本を買うとお金がかかります。
ただ、今の時代は「YOUTUBE」があり障害について理解が深まる動画がたくさんあります。
お金もかかりませんし、金銭的にしんどいなという場合はyoutubeの専門家の動画をみてみましょう!
また当事者が情報発信をされていることがよくあります。しんどいのは自分だけじゃないと思えると気持ちが楽になるので参考にみてみましょう!
ひとりひとり症状が違うこともよくわかります。
双極性障害の体調安定に使えるアプリ
双極性障害については正しい知識が必要です。また、体調管理がメインのシートやアプリに関しては別記事でご紹介しています。
今回は「双極性障害」と障害にあわせて作られているアプリのみご紹介しますね。
Bipolar Diary
Bipolar Diary は直感的に操作可能な双極性障害(躁鬱病)用 健康管理アプリです。
双極性障害の方はもちろん、鬱病や睡眠障害、適応障害、その他の精神疾患者のための治療アプリとしてもお使いいただけます。■双極性障害(躁鬱病)の方に特化した文字が少ないデザイン
鬱の症状が強いと多くの文字を見るのも億劫で行動・薬の記録が大変ですが、このアプリでは・・・1. 目に負担をかけない優しい色合いと文字量
2. 直感的で簡単に記録・更新・削除が可能
3. チャートや日記による行動記録で大事な診察時の振り返りを補助
4. 親しい方にインストール頂くことで共有・同時記録が可能■記録は辛い時はしなくても大丈夫です
チャートでは自動的に線を繋げます。鬱で辛い日や躁で記録が困難な日は記録しなくても大丈夫です。もちろん後日後追いで記録も可能です。「記録の行為」自体に負担を感じないで頂きたいことをコンセプトに設計しております。音も出ません。■「手帳や紙に記録をすることが大変」という方に
毎回手帳とペンを取り出して先日のページを見て比較して考える必要がありません。
チャートにて一覧で確認いただけます。■「行動」記録
一日の行動で必要となる行動をカテゴリ化して、記録時には「今」ボタンを押せばその時間が自動的に登録されます。■「薬」記録
一日で必要となる薬をカテゴリ化し、記録時には「今」ボタンを押せばその時間が自動的に登録されます。日記機能と併用することで服用した薬などを細かく管理することも出来ます。■「気分」記録
バイポーラーワークブックを参考にさせて頂きました。気分が何もない状態を「0」。「躁」の状態を「+1 ~ +5」。「鬱」の状態を「-1 ~-5」としています。一日の終わりに総じてご自身の気分を日記と一緒に記録いただき、診察前に週ごとの傾向を見て、お医者様とご相談ください。■「グラフ」表示
1週間ごとの「気分」と「行動」・「薬」記録が直感的に確認できます。お医者様と話す時間は短く、診察前は話す内容をまとめるのが大変かと思います。「グラフ」を開いて頂き、伝えたいことをまとめることに役立てて頂ければと思います。どうしても体調が辛い場合は、「グラフ」をお医者様にお見せください。傾向を拾っていただけるかと思います。■「関係者間の共有機能」
「本人」だけでなく、「ご家族」や「親しい人」も気にかかることが多いかと思います。当アプリでは共有機能を搭載しておりますので、下記のようなことが可能です。-「本人の記録が辛い時は代わって記録」
-「仕事中でも薬を飲んだ、今何をしているのかの確認が可能」
こっちでも体調管理のアプリ紹介しています!
双極性障害と付き合いながら働くために
双極性障害と診断されても自分の体調を自覚でき体調管理ができればお仕事はできます。
ただ、診断されてすぐ働くのは難しいかもしれません。
お仕事ができるようになるには以下のような準備ができていたら安心です。
・自分の躁鬱に気づくことができ頓服を飲む等対策をすることができる
・主治医から指定された薬を躁状態になっても継続的に飲み続けることができる
・客観的に社会的逸脱行為がない(働いても逸脱行為があると離職につながりやすいため)
双極性障害は気分の波がありますので、じっくり訓練ができる就労移行支援事業所がおすすめです。自分の躁鬱状態に気づいて体調コントロールできているかを長期的に客観的にみてもらいましょう!
双極性障害と診断されたらまとめ
双極性障害と診断されたらまず正しい情報を知りましょう!
症状で苦しんでいるのは1人だけじゃないので、いろんな人の症状や対策改善方法などyoutubeなど参考に自分にあった対策をみつけていきましょう!
双極性障害はひとりではなかなか自覚が難しく改善に向かいにくい障害です。
主治医や家族、親しい人に躁状態や鬱のときは声をかけてもらったりしながら少しずつ対策を身に着けて回復に向かっていきましょう!