現役就労移行支援員のよしころろです。事業所や公式のサイトではお伝えできない本音やぶっちゃけた話等知らないと損する情報をブログで発信しています。
言うことがころころ変わる上司や友達、知人もしくは家族はいませんか?
この記事では、そういった言うことがころころ変わってしまう障害について障害や一時的な病気である可能性がありますので確認する方法をまとめました!
また、言うことがころころ変わる人と一緒にいると、とってもしんどいので自分の心をいちばんにしてくださいね。

言うことがころころ変わる人に向けて確認すること
言うことがころころ変わっている人はそんな自分に気づけているのか?自覚はあるのか?
まずここを確認しましょう。
もし気づいていて言うことがころころ変わってる場合は優柔不断で自信がない性格か、多少周りを振り回しても大丈夫だろういう強引な性格な可能性あります。
どっちのタイプかは見てると感じることができるはずです。
性格の場合はこちらからの関わり方でどうにかなるかも!人は動かせる!
また一方で言ってることがころころ変わっていることに気づいていない場合があります。
それってもう忘れてしまっているわけですから、周りを振り回している自覚もないわけで周りを困らせているようなことも知らないのです。
その場合は言っていることがころころ変わってることをとっても謙虚に教えてあげましょう。素直に謝ってくれたらこっちも許せますよね。
言うことがころころ変わってしまう病気とは?
振り回されてこりごりだと思いますが、まれに病気の症状として言っていることがころころ変わっている可能性があります。
病気かもしれないケースをいくつかお伝えします。
認知症
認知症といえば60代くらいからじゃないかと思われがちですが、若年性認知症といって若い年代から病気になることがあります。
認知症は記憶がなくなる病気です。ころころ言うことが変わるのはだからかもしれません。
誰でもこうなる可能性はあります。
会社を解雇されても記憶がなくなるから次の日からも出勤してしまうなんてことも。
発達障害(自閉症スペクトラム)
発達障害のひとつの症状として忘れっぽい、気持ちが散りやすいいう症状があります。
実は忘れっぽいのではなく、マルチタスクが苦手なのです。もしかしたらマルチタスクが苦手だからこそ言ったことを忘れてしまい「言っていることがころころ変わる」という現象が見えているのかもしれません。
発達障害は産まれてきた頃からもっているものになるので治るものではありません。
よっぽど生活や仕事に支障がでるようでしたら服薬をすることで多少症状が収まることがあります。
統合失調症
これはあきらかに「おかしい」と感じることができるケースだと思います。
「誰かに狙われている」「悪口を言われている」等被害者的な発言が多いです。
本人には見えないものが見えて聞こえないことが聞こえるので言っていることがころころ変わっているという可能性があります。
境界性パーソナリティ障害
言っていることがころころ変わる。
発言が日々変わっている事実や矛盾点を伝えると「それはあなたが言わせたんだ」「あなたのせいでかわったんだ」みたいなことを言う方はこの病気の可能性が高いです。
なんだか話が全然伝わらない、理解できないといった場合はこの障害である可能性が高いです。
発達障害と同じようにもともと生まれ持った場合や産まれて生活していくなかの環境(DVやいじめ等)でこういった障害をもつ場合があります。
障害の特性上、常に不安や恐怖を抱えています。だからこそ周りを試すような言動が見られ言っていることがころころ変わるのです。
いきなり怒り出したと思ったら次の日はとっても優しくしてくるなんてこともあります。
この病気はとってもやっかいで本当に周りの人たちを振り回して疲弊させます。
本人のこういった傾向を直したいという強い気持ちがない場合は本人は変わりません。
家族でも縁を切るという手段をとる方が多いのも現実です・・・
双極性障害(躁うつ病)
双極性障害とは、「なんでも俺はできる!」と力みなぎっている時期と、「もう無理、できない」と落ち込んでいる時期が交互にくるような障害です。
どうしても障害の影響で、冷静に自分をみることが難しい障害です。
ころころ言うことがころころ変わる場合、客観的に変でも、本当に本人がそう思ってしまって行動や発言しているのかもしれません。
うつ病と診断されている方が実は双極性障害だったことはよくあります!
高次脳機能障害
高次脳機能障害とは、脳梗塞や脳卒中などの脳血管障害や交通事故などで脳にダメージを受けることで外見的には見えずらいですが、できないことが増えるような障害です。
怪我は治って退院したものの、忘れっぽくなってしまったり感情がコントロールしずらくなるということがあります。
その結果言っていることがころころ自覚なく変わってしまうということはあるでしょう。
本人は悪気ないことがほとんどです。
発達障害や認知症など、いろいろ悩んで結果的に交通事故のときの後遺症の影響だったということはよくあります。
言うことが変わる人への対策方法
原因がなんであっても言うことが変わる人とかかわらないといけない。
そういうときの対策は以下になります。
言うことが変わる人とのやり取りは文字化する
どうしても口頭だけのやりとりだともめやすいです。
そのため、メールでのやりとりや共有のメモなどを使用しましょう。
言うことが変わったと思ったときはその紙を差し出して確認をしましょう
言うことが変わる人とのやりとりは確認作業は必須
これであってますか?と最終確認をするようにしましょう。
最終確認などの「確認作業」を多くとることで相手とのトラブルを避けることができます。
多少めんどくさいですが上手くやりとりをするには必須です。
時にははっきり、相手を否定しよう
どうしても振り回されやすい人がいます。相手にとって都合がよい人と思われている可能性もあります。
「言っていることが前と違っているのですが」と伝えていきましょう。
ひとりじゃ太刀打ちできない場合は近くの人と協力して少しでも楽になる方法を探していきましょうね!
言うことがころころ変わる人の対処法まとめ
世の中にはいろんなひとがいます。
病気でも性格だとしても「言ってることがころころ変わる」人と一緒にいると疲れます。
疲れるしむかつくし頭の中でずっと考えこんでしまうこともあるでしょう。
そんな人とはまず距離をおいて、本気にしなかったり気にしないことが一番です。
自分に余裕ができてから、言ってることがころころ変わる人の心配をしましょう!!
・言っていることがころころかわる自覚はあるのか確認しよう
・言うことが変わるのは性格だけでなく病気の症状の可能性あり
・言うことが変わる人と一緒に仕事をするときは文字化して最終確認は必須
・自分が疲れてしまわないように距離をとろう
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